10年間に渡る壮絶な虐待経験を発表し、SNSで話題になったマンガ『うちの嫁は児童虐待サバイバー』が、この度書籍化されました。





著者は、6歳から16歳まで虐待を受けていた“フリーダム嫁”さんと、その旦那さん。フリーダム嫁さんは、複雑な家庭事情から6歳までお寺で育てられました。ある日、お寺に“家の人(男)”が彼女を引き取りに来ます。ここからが地獄の始まりでした。

ちなみに“家の人”は、戸籍上はフリーダム嫁さんの父親ですが、血縁関係はありません。実の母親が“家の人”と結婚していた時に不倫をして生まれたのが彼女だと言います。

引き取られた家には、“家の人”とその妻、2人の息子でフリーダム嫁さんよりも5歳年下の弟がいました。初めてできた家族に期待するフリーダム嫁さんですが、その気持ちはすぐに裏切られます。「生かしてやるからありがたく思え!」と言われ、召使いのように扱われはじめてしまうのです。

朝4時に起きて家の掃除をし、炊事や洗濯までやらされ、夜は家の人が寝るまでマッサージさせられます。寝る場所は玄関マットの上で、座布団をかけて眠ったそうです。



家の中では、ささいなことによる非情な暴力、食事を与えないなどのネグレクトが続きます。中学からアルバイトを始めますが、アルバイト代はすべて“家の人”に奪われました。ある日、アルバイト先の先輩が彼女の体のアザに気づき、児童相談所へ連れて行かれます。事実が明るみになり、彼女は児童相談所で暮らすようになるのでした。

その後も、“家の人”はしつこく彼女を追いかけ続けます。虐待の後遺症に悩まされ、付き合う男性も、浮気性やDVだったりと苦労が続く中、やっと出会ったのが夫になる“フリーダム嫁の旦那”さんでした。

このマンガは、児童虐待の壮絶さや過酷な状況を描いている点に加えて、虐待を受けた子どもが、その後どのように生きるかを描いているのが興味深く辛くもあります。虐待の加害者からの追跡、うつ病や不眠などの後遺症に悩まされ、信頼できる人や組織からの支えが必要であることを知ります。虐待を受けた子どもは、心深くまで傷つき、その後の人生にも大きな影響を与えてしまうのだと気づかされます。

虐待を受けている子供たちを救えるのは、友達や大人、近所に住む住人など、そばにいる“異変に気づいた”人。自分たちのまわりに、そういった子どもがいないか気をつけながら過ごすことや、まわりに気を配りながら生活することが大切だと改めて思わされます。

ブログ『フリーダム嫁の観察記録!』と合わせて、ぜひ読んでみてください。



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