主婦から東大大学院に合格したという異例の経歴をもつ漫画家・イラストレーターただっちさんの、超合理的な勉強法を紹介する本『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』が発売されました。
本書は、「難しい本は、何度読んでも頭に入らない」「資格や検定を受けたいけど、勉強が苦手で挫折してしまった」という経験をした人に、ぜひ読んでもらいたい一冊。また中高生などの受験生、大人になって新たに何かを学びたいと思っている人にもうってつけです。勉強を始める前に、読んでから勉強に取り掛かると、合理的かつ効果的に、無駄を最小限にして勉強に取り組めるのではないかと思います。
家事や仕事と両立可能! 大人が勉強を続けて、成功するためのメソッド50
本書の著者であるただっちさんと言えば、以前に紹介した『東大「ずる勉」英語 ~3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法~』も書かれています。その時は英語の勉強法をご紹介しましたが、今回は資格や検定、入試、語学など、どんな勉強も網羅した内容に。たった3ヶ月で東大大学院に合格した実績を元にした驚きの勉強テクニックは、分かりやすくシンプルなものばかりです。
例えば、
・計画を立てる時はフルマラソンを意識。まず1週間、達成できる計画を立てる。
・復習がとにかく大切。1日後、1週間後、1カ月後を目安に復習する。
・勉強は、きれいなノート作りが目的ではない。効率的なノートを作ることが重要。
・参考書は“相棒”。直感で“好き”と感じる、内容の半分くらいが分かる参考書を選ぶ。
・脚を組む、咳払いする。日常の中で“勉強モードスイッチ”を身につける。
など、「なるほど!」「そうだったの!?」という勉強法が次々に登場。心理学や脳科学に基づいているため、「集中力が続かない」「やる気が出ない」など、誰もが陥りやすいウィークポイントを押さえながら紹介してくれています。
大人になると新しいことを始めるのが面倒になったり、ただ続けるだけでも苦労するのが現実。でもこの本を読んでから始めれば、つまずきのポイントがあらかじめ分かって、効率的に勉強が進められるはずです。また、仕事や家事などと両立しながら続けることも踏まえているので、主婦や会社員も無理なく続けられるでしょう。
ただっちさんによると、最も大切なことは「夢を持つこと」だと言います。勉強は夢をかなえる手段の一つであって、「願望をかなえる」という強いマインドを日々育んでいくことが大切。そのために、ただっちさんが毎日書いているという“願望ノート”は、とても参考になるので、ぜひ本でチェックしてみてください。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』も合わせて読んでみてくださいね。
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