大人気漫画ブログ『笑う母には福来るbyはなゆい』の管理人・はなゆいさんの新刊『もしかして、うちの夫はADHD? ~夫の見てる世界を体験したら、すれ違いが減りました~』が発売中です!
著者・はなゆいさんは、XとInstagram、TikTok合わせて約23万人のフォロワーを持つ2児の母。子育てやADHDの〝あるある〟を漫画で発信しています。
前作のコミックエッセイ『ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。』では、「ADHDグレー」と診断された、はなゆいさんが脳の得意・不得意を知り自分自身を上手に取り扱っていく方法を見つける姿が共感を呼び、Amazonには650件を超えるレビューが投稿されています。
今作では困り事・原因・対策をセットで収録。困り事のエピソードは、インタビューやアンケートに協力した59人の実体験に基づいています。さらに原因・対策は監修の精神科医・司馬理英子氏によるお墨付き。章ごとに司馬氏とはなゆいさんの対談が挿入されており、「今日からできる一歩」というアドバイスも掲載されています。
心が折れかけたとき、専門家が差し出した“見るため“の意外な道具
忘れっぽく、約束を守らない、金銭感覚もズレている夫・翔太の謎行動に頭を悩ませている妻・結衣。心が壊れる寸前の結衣の前に現れたのは、精神科医ブル先生とADHDグレー当事者のはなゆい探偵!
「夫は私のこと何も理解してくれないのに…私ばっかり理解を求められるなんて…」。傷つく結衣にブル先生は「無理に理解したり受け入れる必要はないで。違う世界を覗くだけや」と優しく答えます。そしてそっと手渡したのはトイレットペーパーの芯。なんとこれを覗けば夫の脳を疑似体験することができるといい…?
「私が我慢するしかないのかな…」そんなふうに苦しむ夫婦+ADHD当事者に読んでほしい、心がちょっと楽になるコミックエッセイです。
困りごと・原因・対策を通して、次の一歩が見えてくる一冊




▲ 『もしかして、うちの夫はADHD? ~夫の見てる世界を体験したら、すれ違いが減りました~(はちみつコミックエッセイ) 』 Amazonページより
夫にフルーツの買い物を頼み「バナナ以外」と伝えたら「バナナだけ」買ってきた。
そんな困り事をネタ話として友人に打ち明けた結衣ですが、「もっときちんと向き合ったら?」「できるまでやらせなよ」と一蹴されてしまいます。周囲が話す“普通の夫”と自分の家庭の違いに見えない壁を感じてしまいます。
ある日、SNSで大人のADHDについて知った結衣。翔太の言動に我慢ができなくなり、きつく当たるようになってしまいます。「あなたがADHDだって自覚して行動を変えて、そして私の苦労を減らしてよ!!!」。みるみるうちに夫婦関係は悪化、結衣は1人苦しみを抱えたまま、心の中で助けを求めます。
悩める結衣の前に現れるのが、精神科医ブル先生とはなゆい探偵。翔太に対する「なんで?」が募るたびに登場し、ADHDの“脳のクセ”を教えてくれます。やりっぱなし・逆切れ・忘れっぽい・衝動買い…。困り事は次から次へと出てきますが、ブル先生&はなゆい探偵と一緒に翔太の見ている世界を体験するうち、結衣の心にも徐々に余裕が生まれていきます。
困り事・原因・対策の3本柱で構成されている本作ですが、第2章の第4話「やりっぱなし問題・攻略法!」では対策の前に「対策の心構え」が紹介されています。そのなかの1つが「対策は特効薬ではない」です。これをすれば今までの全てが解決する!という方法は残念ながらありません。ADHDと向き合うことは地道で根気がいる作業であり、「だから何かに頼ったり…誰かと一緒にやることが大事や!」とブル先生も語っています。
精神科医・司馬氏監修のもと、全224ページ描き下ろしの本作。巻末には困り事と対策がまとめられた「まずはここから!アプローチまとめ」が収録されています。「何から始めればいいかわからない」という人は、まとめから読み始めるのもおすすめです。
著者のはなゆいさんと59人もの人々の実体験が詰まった本作。ADHD当事者とそれを支えるパートナーや家族の心に寄り添ってくれる一冊です。今この瞬間、傷つき苦しんでいる人に、ブル先生の言葉を贈ります。「ADHD対策の真の目的は夫の変化やない…あなたの『心の平穏』探しなんや…」。
著者・はなゆいさんのブログ『笑う母には福来る』もぜひあわせてご覧ください!
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