こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬。そろそろお正月の準備を始める方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなみなさんにぴったりの企画!
「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」管理人で料理家の井上かなえさん、「カータンBLOG あたし・主婦の頭の中」管理人のカータンさん、「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」管理人の歌川たいじさんに、新感覚のお正月レシピを教えていただきました!

★左から歌川たいじさん、カータンさん、井上かなえさん。なごやかにおしゃべりを楽しみながら料理されていました!
◎材料(4人分)
・鶏もも肉……200g
・ゴボウ……小1本
・金時ニンジン……1/3本
・水……800~1000cc
・昆布……10cm角1枚
・酒……大さじ1
・塩……小さじ1
・しょうゆ……小さじ1
・春菊……1/2束
・餅……4個
★作り方はこちら(類似レシピ)をご参照ください。
歌川:このお雑煮はゴボウのだしが効いてておいしい!
井上:ゴボウからすごい味が出るよね。
カータン:そう! 決め手はゴボウなんだよね。うちは夫の実家のお雑煮がゴボウ入れるの。それで「ゴボウってなんてすごいんだ!」って気づいた。
歌川:ゴボウは食物繊維も取れるし、僕も大好き。井上家のいつものお雑煮はどういうタイプなんですか?
井上:鶏と昆布ですね。
歌川:昆布を合わせるのいいですね。うちも鶏がらでだし取るんだけど、東京以外の子から「ラーメン?」って言われちゃう(笑) カータンのおうちは?
カータン:うちも昆布と、かつお節をわりとぜいたくな量を入れて一番だしを取って、ゴボウとにんじんと鶏肉。それにホウレンソウとなるととゆずとお餅と三つ葉を入れる。
歌川:道場六三郎のお雑煮みたいね。
カータン:そうなんだ。これがスタンダードだと思ってたけど、同じ東京でも歌ちゃんちは違う?
歌川:うちはホウレンソウじゃなくて小松菜。ホウレンソウよりも小松菜の方が長くシャキシャキしてるかな。
――関西も関東も鶏だしのお雑煮なんですね。
井上:とびうおとか、魚介だしの地域もありますよね。富山は寒ブリを入れたりするみたい。
歌川:九州の方はあごだしとかね。冬しか取れない雑煮のだし専用の魚があるって聞いたことがある。

◎材料(4人分)
・白みそ……150g
・水……800~1000cc
・昆布……10cm角1枚
・酒……大さじ1
・海老芋……1個
・金時ニンジン……1/3本
・大根……5cm
・ゆず皮……少々
・餅……4個
★金時ニンジンと大根は、お花型などに型抜きするとお正月ムードが増します。
カータン:え、おいしい! みそじゃないみたい!
歌川:関西のお雑煮って初めて食べました。おいしくて優しい味! 米こうじの味に近いですね。甘酒みたいな風味もあって、里芋とすごく合うよね。
井上:白みそがちょっと甘くてね。おせちで濃いものを食べるから、お雑煮は優しい味付けで動物性のものを入れないっていうのがあるみたい。風邪をひいたときにもいいかも。
カータン:へえ~! このとろみは里芋?
井上:とろみは白みそから。白みそは塩分が少ないから、すごい量入れるの。4人分だと、ひとパックの半分ぐらい入れちゃう。それでも塩味が足りないときは、ひとつまみくらいお塩入れたり。
◎材料(4人分)
・ブラックタイガーエビ……8尾
・鶏もも肉……100g
・サラダ油……少々
・酒……大さじ1
・水……100cc
・ココナッツミルク……200cc
・しめじ……1パック
・パクチー……1束
・餅……4個
・こぶみかんの葉(ライムリーフ)……4枚
・レモングラス……ひとつまみ
・唐辛子……1/2本
・ナンプラー……大さじ1
・塩……小さじ1/2
・レモン汁……大さじ1
★作り方はこちら(類似レシピ)をご参照ください。

歌川:おいしい、これ! フォーを入れて食べたい。
カータン:おいしいね! フォーに合うから、米つながりでお餅もイケるんだね。
井上:うん、お餅は何でも合うと思います。
――お雑煮って、思いのほかいろんなバリエーションが楽しめそうですね。

・さつまいも……250g
・バター……20g
・レーズン……大さじ2
・塩……少々
・ゆず茶(ゆずジャム)……大さじ1
・グラニュー糖……大さじ1
・クリームチーズ……30g
★作り方はこちら

ゆでたさつまいもは、しっかり潰すとなめらかな仕上がりに
歌川:これ、ゆずが効いててほんとにおいしい!
井上:そう、ゆず茶が入ってます。あと、クリームチーズの塊は最後に入れて混ぜすぎずマーブル状になるように。
カータン:「今年の冬はゆず茶飲もう」って買うんだけど2回ぐらい飲んで飽きちゃうから、ちょうどよかった。砂糖とゆずが入ってる料理にいろいろ使えそう。
井上:そう、なますに使ったり、鶏手羽の煮物に入れたり。
歌川:マーマレードの代わりに使えるね。最後はラップでしぼったんですよね?
井上:そうです。手軽で、子どもがお手伝いで作るのにちょうどいい感じです。
◎材料(4人分)

◎材料(4人分)
・中華麺……4玉
――このラーメン、お店で出てきたら「このラーメン屋アタリだな!」って思うレベルでおいしいです! チャーシューも柔らかくて味がしっかり染みてておいしい!
カータン:マジですか。よかった!
歌川:チャーシューすごい柔らかいよね。チャーシューがおいしいお店のラーメン。お肉のだしがすごい出てて、スープだけでもおいしい。
カータン:チャーシューは、たくさん作ってもラーメンや炒飯やいろいろ使えるんで便利なんですよ。
井上: 長ネギのみじん切りが入ってるラーメン、初めて食べた。おいしいね!
――千葉の竹岡式ラーメンに似てますね。
カータン:そう、それを意識したよ。チャーシュー味ベースで作るラーメンは基本、玉ネギ入れるよね。ほんとの竹岡式は玉ネギだけ入れるんだけど、うちの子どもたちは玉ネギよりネギがいいって言ってたから水にさらした玉ネギと長ネギ両方入れてみました。
◎材料
・無塩バター……150g
・サワークリーム……90ml
・三温糖……60g(※黒豆の煮豆が「甘さ控えめ」な場合の分量。煮豆がしっかり甘い場合やたくさん入れる場合、三温糖は40g)
・卵黄……3個分
・卵……2個
・薄力粉……150g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・アーモンドプードル……50g
・きな粉……大さじ山盛り3
・黒豆(煮豆)……大さじ3~好きなだけ
・ラム酒……80cc
・メレンゲ(卵白3個分・三温糖70g)
①室温に戻したバター・サワークリームに三温糖を入れ、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。
②アーモンドプードルを入れてさらに混ぜる。
③卵と卵黄を溶いたものを、②に3回に分けて混ぜ入れる。
④卵白と三温糖をハンドミキサーで混ぜてメレンゲを作っておく。
⑤薄力粉ときな粉とベーキングパウダーを③にふるい入れてさっくり混ぜる。
⑦ケーキ型に入れて170℃に予熱しておいたオーブンで45~50分焼く。
⑧焼き上がったらすぐ、ケーキの表面にラム酒を塗り、冷ましたら完成!

――焼き上がったらすぐラム酒を塗るんですね。
歌川:熱々のうちに塗らないと染み込まないんです。今回はラム酒ですけど、ブランデーを塗ってもいいし、お酒の香りが苦手な方は牛乳や黒蜜でもOK。ただ、お酒の香りをつけたほうが黒豆にもお酒にも合うかな。表面にお酒を塗ることによって、香りづけと、水分が蒸発するのを防いでしっとり感が長持ちするんです。
カータン:何このしっとり感! すごいおいしい!
歌川:よかった! ラム酒が効いてるね。
井上:めちゃくちゃおいしい! こないだお店の7,000円する黒豆ケーキを食べたんだけど、それよりこっちの方がずっとおいしい!
歌川:え! マジで!? うれしい! 「てんきち母ちゃんのお墨付き」って書いて通販しようかしら(笑)
井上:(笑) ほんとにおいしい。お酒にも合いますね。
歌川:そう。ワインもウィスキーも、日本酒にも合いますよ。
★料理が完成し、みんなで乾杯! お正月の思い出話に花が咲きました。
――お三方は同世代ですが、印象に残ってるお正月の思い出などはありますか?
カータン:昔はスーパーが31日から3日ぐらいまでずっと休みで、今みたいに元旦から開いてるなんてなかったよね。
歌川:うん、昔のお正月はほんとシーンとしてたし、年末の買い出しも買い忘れなくちゃんとやらないと「ダメな奥さん」みたいな感じがあった。
カータン:そうそう。私は大学生のとき姉と2人で東京に住んでたんですけど、30日に姉と買い出しに行って冷蔵庫に詰めて、餃子をいっぱい作ったりしてたのがいい思い出。
井上:楽しそう!
カータン:そう、昔のお正月の方が面白かったの! 年末の買い溜めも、お正月に店が全部閉まってシーンとしてるのもすごい楽しくて、昔の方がお正月は特別感があったよね。
歌川:あったあった。しかも、東京でも今よりも寒くて、学校の防火用水に氷張ってて、上に乗って怒られる子がいたりね。
井上:そうそう! 霜柱をガシガシ踏んで潰したな。今はあそこまで凍らないよね。
カータン:あと昔は、お正月にお洋服を新調しなきゃいけないみたいなのもあった。
井上: ヒラヒラした新しいワンピース着せられて、フリフリのついた靴下に革靴履かされて親戚の家に行ったりね。最近はそこまでちゃんとお正月やらないかも。
カータン:親戚の家にお正月の挨拶に行くときは、ちゃんと一張羅着ていかなきゃいけなかった。
歌川:あと家におとそセットがあったね。「まずっ」と思いながらお酒の代わりのみりんみたいなの飲ませられたり。土手にゲイラカイトを揚げに行ったりさ。
★家族のようなお友だちに囲まれた歌川さんのお正月。「友が荒ぶるとき」より
★ため息が出るほど美しい、井上家のお正月御膳。「明けましておめでとうございます《2018年お正月》」より
★美しい初日の出を拝み、早起きを決意したカータン一家でしたが……。「早起きは三文の徳 日の出と富士山を拝む」より
斬新だけどちゃんとお正月らしい三者三様のお正月レシピ。お世辞抜きに、どれも最高においしかったです! 年末年始のお休みに挑戦してはいかがでしょうか。
お三方のブログもぜひチェックしてくださいね!
クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬。そろそろお正月の準備を始める方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなみなさんにぴったりの企画!
「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」管理人で料理家の井上かなえさん、「カータンBLOG あたし・主婦の頭の中」管理人のカータンさん、「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」管理人の歌川たいじさんに、新感覚のお正月レシピを教えていただきました!

教えていただいたのは、「鶏肉のお雑煮(すまし仕立て)」「関西風お雑煮(白みそ仕立て)」「エスニック風変わりお雑煮」「ゆず香る洋風きんとん」(井上かなえさんレシピ)、「カータン家のチャーシュー」「チャーシューの煮汁でラーメン」(カータンさんレシピ)、「おつまみになる黒豆ケーキ」(歌川たいじさんレシピ)の計7品! おもてなしにはもちろん、いつものお正月料理には飽きたという方にもおすすめです。

鶏肉のお雑煮(すまし仕立て)

・鶏もも肉……200g
・ゴボウ……小1本
・金時ニンジン……1/3本
・水……800~1000cc
・昆布……10cm角1枚
・酒……大さじ1
・塩……小さじ1
・しょうゆ……小さじ1
・春菊……1/2束
・餅……4個
★作り方はこちら(類似レシピ)をご参照ください。
歌川:このお雑煮はゴボウのだしが効いてておいしい!
井上:ゴボウからすごい味が出るよね。
カータン:そう! 決め手はゴボウなんだよね。うちは夫の実家のお雑煮がゴボウ入れるの。それで「ゴボウってなんてすごいんだ!」って気づいた。
歌川:ゴボウは食物繊維も取れるし、僕も大好き。井上家のいつものお雑煮はどういうタイプなんですか?
井上:鶏と昆布ですね。
歌川:昆布を合わせるのいいですね。うちも鶏がらでだし取るんだけど、東京以外の子から「ラーメン?」って言われちゃう(笑) カータンのおうちは?
カータン:うちも昆布と、かつお節をわりとぜいたくな量を入れて一番だしを取って、ゴボウとにんじんと鶏肉。それにホウレンソウとなるととゆずとお餅と三つ葉を入れる。
歌川:道場六三郎のお雑煮みたいね。
カータン:そうなんだ。これがスタンダードだと思ってたけど、同じ東京でも歌ちゃんちは違う?
歌川:うちはホウレンソウじゃなくて小松菜。ホウレンソウよりも小松菜の方が長くシャキシャキしてるかな。
――関西も関東も鶏だしのお雑煮なんですね。
井上:とびうおとか、魚介だしの地域もありますよね。富山は寒ブリを入れたりするみたい。
歌川:九州の方はあごだしとかね。冬しか取れない雑煮のだし専用の魚があるって聞いたことがある。
関西風お雑煮(白みそ仕立て)

◎材料(4人分)
・白みそ……150g
・水……800~1000cc
・昆布……10cm角1枚
・酒……大さじ1
・海老芋……1個
・金時ニンジン……1/3本
・大根……5cm
・ゆず皮……少々
・餅……4個

カータン:え、おいしい! みそじゃないみたい!
歌川:関西のお雑煮って初めて食べました。おいしくて優しい味! 米こうじの味に近いですね。甘酒みたいな風味もあって、里芋とすごく合うよね。
井上:白みそがちょっと甘くてね。おせちで濃いものを食べるから、お雑煮は優しい味付けで動物性のものを入れないっていうのがあるみたい。風邪をひいたときにもいいかも。
カータン:へえ~! このとろみは里芋?
井上:とろみは白みそから。白みそは塩分が少ないから、すごい量入れるの。4人分だと、ひとパックの半分ぐらい入れちゃう。それでも塩味が足りないときは、ひとつまみくらいお塩入れたり。
エスニック風変わりお雑煮

・ブラックタイガーエビ……8尾
・鶏もも肉……100g
・サラダ油……少々
・酒……大さじ1
・水……100cc
・ココナッツミルク……200cc
・しめじ……1パック
・パクチー……1束
・餅……4個
・こぶみかんの葉(ライムリーフ)……4枚
・レモングラス……ひとつまみ
・唐辛子……1/2本
・ナンプラー……大さじ1
・塩……小さじ1/2
・レモン汁……大さじ1
★作り方はこちら(類似レシピ)をご参照ください。

井上かなえさんは3種類のお雑煮ときんとんを同時進行で調理。さすがです!
歌川:おいしい、これ! フォーを入れて食べたい。
カータン:おいしいね! フォーに合うから、米つながりでお餅もイケるんだね。
井上:うん、お餅は何でも合うと思います。
――お雑煮って、思いのほかいろんなバリエーションが楽しめそうですね。
ゆず香る洋風きんとん

◎材料
・バター……20g
・レーズン……大さじ2
・塩……少々
・ゆず茶(ゆずジャム)……大さじ1
・グラニュー糖……大さじ1
・クリームチーズ……30g
★作り方はこちら

歌川:これ、ゆずが効いててほんとにおいしい!
井上:そう、ゆず茶が入ってます。あと、クリームチーズの塊は最後に入れて混ぜすぎずマーブル状になるように。
カータン:「今年の冬はゆず茶飲もう」って買うんだけど2回ぐらい飲んで飽きちゃうから、ちょうどよかった。砂糖とゆずが入ってる料理にいろいろ使えそう。
井上:そう、なますに使ったり、鶏手羽の煮物に入れたり。
歌川:マーマレードの代わりに使えるね。最後はラップでしぼったんですよね?
井上:そうです。手軽で、子どもがお手伝いで作るのにちょうどいい感じです。
カータン家のチャーシュー

・豚バラ肉ブロック……500g
・卵……2個
A・長ネギ(青い部分)……2本分
・ニンニク……2かけ
・ニンニク……2かけ
・ショウガ……2かけ
・水……2カップ
・酒……1カップ
・しょうゆ……1カップ
・みりん……1カップ
・しょうゆ……1カップ
・みりん……1カップ
①豚バラ肉をタコ糸で縛り、フォークで刺して火の通りを良くする。
②フライパンで表面を焼く(油は肉から出てくるので不要)
③ニンニクは皮をむき、ショウガは皮ごと薄くスライスする。
④圧力鍋にAとバラ肉を入れ、火に掛ける。圧力がかかったら弱火で20分煮込んで火を止め、圧力が抜けるまで放置。

⑤別の鍋でゆで卵を作っておく。


⑥圧力鍋の蓋を開けてチャーシューを裏返し、ゆで卵を入れ表面に色がつくまで煮て火を止め、そのまま冷ます。
チャーシューの煮汁でラーメン

・中華麺……4玉
・長ネギ(白い部分)……1本分
・チャーシューの煮汁……50cc
・ラーメンをゆでた煮汁……300cc
・のり、メンマ、なると……お好みで
(B)
・のり、メンマ、なると……お好みで
(B)
・塩……小さじ半分弱
・中華だし(化学調味料)……小さじ1
①中華麺をゆで、ラーメンどんぶりにチャーシューの煮汁と(B)を入れる
②中華麺がゆで上がったら、ゆで汁をどんぶりに注ぎ、麺、チャーシュー、長ネギのみじん切り(玉ネギのみじん切りでも美味しい)お好みでのり、ホウレンソウ、メンマ、なるとなどをのせてできあがり。
カータン:マジですか。よかった!
歌川:チャーシューすごい柔らかいよね。チャーシューがおいしいお店のラーメン。お肉のだしがすごい出てて、スープだけでもおいしい。
カータン:チャーシューは、たくさん作ってもラーメンや炒飯やいろいろ使えるんで便利なんですよ。
井上: 長ネギのみじん切りが入ってるラーメン、初めて食べた。おいしいね!
――千葉の竹岡式ラーメンに似てますね。
カータン:そう、それを意識したよ。チャーシュー味ベースで作るラーメンは基本、玉ネギ入れるよね。ほんとの竹岡式は玉ネギだけ入れるんだけど、うちの子どもたちは玉ネギよりネギがいいって言ってたから水にさらした玉ネギと長ネギ両方入れてみました。
おつまみになる黒豆ケーキ

・無塩バター……150g
・サワークリーム……90ml
・三温糖……60g(※黒豆の煮豆が「甘さ控えめ」な場合の分量。煮豆がしっかり甘い場合やたくさん入れる場合、三温糖は40g)
・卵黄……3個分
・卵……2個
・薄力粉……150g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・アーモンドプードル……50g
・きな粉……大さじ山盛り3
・黒豆(煮豆)……大さじ3~好きなだけ
・ラム酒……80cc
・メレンゲ(卵白3個分・三温糖70g)
①室温に戻したバター・サワークリームに三温糖を入れ、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。
②アーモンドプードルを入れてさらに混ぜる。
③卵と卵黄を溶いたものを、②に3回に分けて混ぜ入れる。
④卵白と三温糖をハンドミキサーで混ぜてメレンゲを作っておく。
⑤薄力粉ときな粉とベーキングパウダーを③にふるい入れてさっくり混ぜる。
⑥⑤に黒豆を入れて混ぜ、最後に④のメレンゲを加えてふんわり混ぜる。

⑧焼き上がったらすぐ、ケーキの表面にラム酒を塗り、冷ましたら完成!

――焼き上がったらすぐラム酒を塗るんですね。
歌川:熱々のうちに塗らないと染み込まないんです。今回はラム酒ですけど、ブランデーを塗ってもいいし、お酒の香りが苦手な方は牛乳や黒蜜でもOK。ただ、お酒の香りをつけたほうが黒豆にもお酒にも合うかな。表面にお酒を塗ることによって、香りづけと、水分が蒸発するのを防いでしっとり感が長持ちするんです。
カータン:何このしっとり感! すごいおいしい!
歌川:よかった! ラム酒が効いてるね。
井上:めちゃくちゃおいしい! こないだお店の7,000円する黒豆ケーキを食べたんだけど、それよりこっちの方がずっとおいしい!
歌川:え! マジで!? うれしい! 「てんきち母ちゃんのお墨付き」って書いて通販しようかしら(笑)
井上:(笑) ほんとにおいしい。お酒にも合いますね。
歌川:そう。ワインもウィスキーも、日本酒にも合いますよ。
同世代の3人。非日常感が面白かった昭和のお正月の思い出

――お三方は同世代ですが、印象に残ってるお正月の思い出などはありますか?
カータン:昔はスーパーが31日から3日ぐらいまでずっと休みで、今みたいに元旦から開いてるなんてなかったよね。
歌川:うん、昔のお正月はほんとシーンとしてたし、年末の買い出しも買い忘れなくちゃんとやらないと「ダメな奥さん」みたいな感じがあった。
カータン:そうそう。私は大学生のとき姉と2人で東京に住んでたんですけど、30日に姉と買い出しに行って冷蔵庫に詰めて、餃子をいっぱい作ったりしてたのがいい思い出。
井上:楽しそう!
カータン:そう、昔のお正月の方が面白かったの! 年末の買い溜めも、お正月に店が全部閉まってシーンとしてるのもすごい楽しくて、昔の方がお正月は特別感があったよね。
歌川:あったあった。しかも、東京でも今よりも寒くて、学校の防火用水に氷張ってて、上に乗って怒られる子がいたりね。
井上:そうそう! 霜柱をガシガシ踏んで潰したな。今はあそこまで凍らないよね。
カータン:あと昔は、お正月にお洋服を新調しなきゃいけないみたいなのもあった。
井上: ヒラヒラした新しいワンピース着せられて、フリフリのついた靴下に革靴履かされて親戚の家に行ったりね。最近はそこまでちゃんとお正月やらないかも。
カータン:親戚の家にお正月の挨拶に行くときは、ちゃんと一張羅着ていかなきゃいけなかった。
歌川:あと家におとそセットがあったね。「まずっ」と思いながらお酒の代わりのみりんみたいなの飲ませられたり。土手にゲイラカイトを揚げに行ったりさ。
★家族のようなお友だちに囲まれた歌川さんのお正月。「友が荒ぶるとき」より
★ため息が出るほど美しい、井上家のお正月御膳。「明けましておめでとうございます《2018年お正月》」より
★美しい初日の出を拝み、早起きを決意したカータン一家でしたが……。「早起きは三文の徳 日の出と富士山を拝む」より
斬新だけどちゃんとお正月らしい三者三様のお正月レシピ。お世辞抜きに、どれも最高においしかったです! 年末年始のお休みに挑戦してはいかがでしょうか。
お三方のブログもぜひチェックしてくださいね!
コメント
コメント一覧 (5)
歌ちゃんのケーキは、もはやプロですね。一度食べてみたいです。販売しないかな~
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今は活躍されて、幸せをつかんで本当によかったですね!
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かな姐さんのお雑煮!
3種類プラスαも…さすがです~!
食べた事ない味付けなので、このお正月にチャレンジしてみたいです。
毎年余る黒豆も…歌川さんのこのケーキのために美味しく炊けるようがんばります。
家族のおせちに飽きた~の声に応えられるように、カータンのチャーシューも作れたらいいな~。我が家もラーメン屋さんの匂いになれるかな?
自作しても三人のブロガー様の味には程遠いと思いますが(^^;
素敵な有難い企画をどうもありがとうございました😊
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が
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