こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
「たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。」管理人で看護師のしょうこさんと某一流ホテルで料理長を務めるたかシェフさん夫妻のお宅に、「ゲイです、ほぼ夫婦です」管理人の歌川たいじさんと共にお邪魔してきました!

ーーたかシェフさんご夫妻と歌川さんは、どうやって知り合われたんですか?
歌川:まずカータンがイベントでたかシェフさんたちと知り合われて、そこからですね。
しょうこ:そうですね。カータンの本川越シェフの動画にちょこっと出してもらって(笑)
歌川:カータンがたかシェフさんちでお食事することになったときに「歌ちゃんもどう?」ってお誘いいただいて、その時が初対面でしたね。
★ゲイです、ほぼ夫婦です「一流ホテルのシェフのお料理」より
★たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。 「【ランチ会】憧れのお二人がやってきた!」より
しょうこ:実はその前にライブドアブログの忘年会の時に、ビンゴのじゃんけんで歌川さんに負けてるんですよ(笑) その時の印象が強くて。
歌川:僕、全然覚えてなかった(笑)
ーー(笑)そんな因縁があったんですね。お互いのブログは読まれてたんですか?
歌川:僕はお会いしてお料理いただいて、マリーちゃんとゆきちちゃんにも会って、それから読むようになりました。あのね、おしゃれな朝食食べてるんです! マリーちゃんとゆきちくんのことをすごく愛してるのは伝わってくるんだけど、そこプラス、おしゃれな朝食!
しょうこ:(笑)ブログって全体的に人柄が見えるじゃないですか。歌川さんのブログを読んでると考え方や人への接し方ですごいと思うところがいっぱいあって、そういうところが好きなんです。あとから『母さんがどんなに僕を嫌いでも』を読んで、まさかあんな生い立ちだと思ってなかったからびっくりして。 自分を改めさせられます。
ーー仕事帰りのしょうこさんを、たかシェフさんがお手製のサンドウィッチを持って車でお迎えに行かれているエピソードもすごくすてきだと思いました! そんなことしてくれる旦那さんいます?
歌川:いないいない! やってもらったことない。
しょうこ:夜勤のときはおなか空くんですよ。
★たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。「【料理】お迎えおやつ」より
歌川:もともとお二人は高校の同級生だったんですっけ? そんな昔から知ってる仲でそんなことしてくれるっていうのもね。
しょうこ:でも、途中あいててお互い別々の道行ってたから。
歌川:百人一首みたいよね。「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」みたいな。お互い経験を積んで、「ここでこうしたら相手が喜ぶだろう」とか洞察力を身につけて、良いものを積み重ねていける二人になって、こうやって一緒にいる感じがすごいするんだよね。
ーー高校時代はお互いに知っていたんですか?
しょうこ:同じクラスだったんですけど口はきいたことないくて、まさか将来結婚するなんて全く思わなかったです。
ーーどうやって再会されたんですか?
しょうこ:友達との食事会で居合わせたっていう感じですね。でも、その友達ともそこまで仲よくなかったのに、なんで私呼ばれたんだろう(笑)
歌川:なんか「人生」みたいなもの感じるでしょう? あのブログの水面下にそういうのがあるんですよ。
ーーたかシェフさんが料理人になろうと思ったきっかけは何だったんですか?
たかシェフ:わりと小さい頃からなろうと思ってたんです。母親が入院していた間の姉妹と父のごはんを作ってるうちに楽しくなっちゃった感じですね。何作ってもおいしいって言うんですよ。ウィンナー焼いただけでも喜ばれるので、それがうれしくて。小学生ぐらいかな。
しょうこ:姉妹はどうしてたの?
たかシェフ:姉は料理できなかったから。
歌川:僕にも姉がいるけど、姉なんてそんなもんよ(笑)
(一同笑い)
たかシェフ:母親は料理や栄養について地域で教えるような活動もしていて、料理がかなり好きだったと思うんですよね。なので、から揚げやハンバーグを作るのは手伝ったりしてました。そこから母が入院して「あ、あれなら作れる!」って料理するようになり、仕事にしようって思ったのもそのあたりですかね。楽しかったんでしょうね。
ーーへえ! 早いですね。きっと料理が向いてたんですね。歌川さんは料理好きになったきっかけは何でしたか?
歌川:僕はずっといじめられっ子で。でも、体が大きかったので中2でもう日活ロマンポルノとかの映画館に入れたの。おおっぴらに言えるようなことじゃないんだけどね(笑) で、「歌川といっしょなら入れるぞ」ってことで、僕をいじめてたヤンキーたちがポルノ見たさに僕のところに集まるようになって。お金がないからみんなおなかが空いてて、僕がホットケーキミックスで作ったドーナツを持ってったら「うめぇうめぇ」って徐々に僕に懐いてきて。
ーーヤンキーたちかわいいですね(笑)
歌川:そう。いじめ自殺のニュースとも寸分たがわないような壮絶ないじめだったんだけど、料理のおかげでそこから脱出できたの。それまですごいいじめてたのに「うめぇじゃん!」っていう。そういう幸せな記憶と結びついてるから、料理を作ったら何かいいことがあるんじゃないかなっていう気持ちで作り続けてますね。
ーーおいしいものの力ってすごいですね。たかシェフさんは料理ができて得したエピソードはありますか?
たかシェフ:よくしょうこに「料理できる人はラクに人を喜ばせられる手段を持ってていいよねー」って言われる(笑) それなりにがんばってはいるんだけど。
しょうこ:でも、さらっと苦もなくできるじゃないですか。それがうらやましい。
歌川:食べものがあるところには人が集まるので、料理ができる限りは孤独にならないと思いますね。
★ゲイです、ほぼ夫婦です「私の黒歴史を懺悔します 4-3」より
①「とうもろこしの冷製スープ」

たかシェフ:これは水ととうもろこしだけで作ったんで、ゆでたてのとうもろこしをかじっているときの味と香りがします。上の泡はホイップした牛乳です。
ーー本当にとうもろこしそのままですね! さわやか! これはどうやって作るんですか?
たかシェフ:とうもろこしを皮ごとゆでて、そのゆで汁といっしょにミキサーにかけるだけなんです。
歌川:本当においしい! でも、甘さはかじるとき以上に感じますね。
たかシェフ:新鮮だからですね。スーパーに朝イチで行くと昨日の残りが並んでることが多くて、午後イチで行くと朝採れが並んでるんです。それを買ってきてすぐゆでる。やっぱり鮮度は大事ですね。
②「トマトサラダ“美女と野獣”」

たかシェフ:次はトマトのサラダです。最近亡くなられた劇団四季の浅利慶太さんにちなんで「美女と野獣」って名前にしました。
歌川:これ、お皿の上は美女だけだから食べる人が野獣ってことね?
ーー(笑) このバラは何ですか?
たかシェフ:トマトです。ミニトマトと普通のトマトの間ぐらいの大きさの、皮が硬めのトマトで作ってます。
歌川:このバラ、うんといい切れる包丁じゃないと作れないの。僕も何度も挑戦して失敗してます。おいしい! ドレッシングもおいしい!
たかシェフ:ドレッシングには、黒オリーブとくるみオイルと赤ワインビネガーが入ってます。
③「バーニャカウダ」

歌川:バーニャカウダソースはたかシェフのレシピ本を見て作りました。ツレちゃんも大好きでヘビロテしてます。
しょうこ:よかった! でもあの本「難しすぎる」って不評なんです(笑)
歌川:難しくないですよ! 僕の読者さんも結構作ってますよ。たかシェフの本は「どうしたら柔らかくなるか」とかポイントを理論的に説明してくれるから、つかみやすい。「あ、これはこういう理由でやっちゃいけないんだな」って腑に落ちるの。
④「いちじくとコンソメのジュレ」

⑤アクアパッツァ

たかシェフ:アクアパッツァは材料を入れて白ワインで煮るだけなんで、簡単でおもてなしメニューにもおすすめですね。
ーー食卓も華やいでいいですね。
たかシェフ:そうですね。簡単なものでいえばアヒージョもいいですね。具は魚介でも肉でも野菜でも何でもOKだし。あとはアヒージョとチーズフォンデュを合体させちゃって、トロトロにしたカマンベールにいろんな具をつけて食べてもおいしいかな。

ーーすごい巻き方ですね!
たかシェフ:アスパラをゆでずにそのまま豚バラ肉で巻いて焼いただけ。アスパラの下の硬いところだけ、皮をむいてね。
⑦歌川さん特製デザート

ーーシュークリーム、超おいしいです。こっちのケーキ(写真右)はなんていうお菓子ですか?
歌川:これはビスキュイドサヴォワというフランスの郷土菓子なんですけど、アメリカ風にアーモンドプードル入れたりして、ちょっと軽めな感じにしてあります。
たかシェフ:すんごいおいしい! アーモンドが効いてしっとりしてる。シュークリームもサクサクのパイ生地で。
歌川:よかった~! あー緊張した~! もう20年ぐらい作ってるけど、今日ほど緊張したことはない!
ーーおもてなしのメニューはどうやって決めてますか?
たかシェフ:家族会議です。「○○さんはこないだあれを食べたから、違う料理にしよう」とかね。なるべくまだ食べてないものを出したくて。
歌川:この前お邪魔したときもすごかったです!
しょうこ:あと嫌いなものがあるといけないから、ひとつの料理でも食材がたくさん入るものにします。そうすると嫌いなものが残せるから。無理して食べるのも気の毒だなって思うし、なるべく好きなものだけ取れるようにしたいですね。
ーーすごく細やかな気遣いですね。歌川さんはおもてなしメニューをどう決めてますか?
歌川:夏はちらし寿司や手巻き寿司、煮豚とか、冷たくてもおいしいものが多いですね。あと、ビールとよく合うもの。ヘビロテしてるのが、この前たかシェフさんが作ってくださったスタッフドマッシュルーム! シンプルなんだけどすごいおいしくて、うちでもう20回ぐらい作ってる(笑)
たかシェフ:簡単ですよね。
歌川:そうなの! でも簡単なことがバレないぐらいおいしい。すごくありがたいものを食べたみたいな。これほんとにおすすめ! 大きめのマッシュルームを逆さにして四角い小分けのクリームチーズをのせて、1枚のベーコンを巻くんですよ。それをオーブントースターで強火で10分くらい焼いてできあがり。
ーー味付けは何もしないんですか?
たかシェフ:ベーコンの塩気と脂とクリームチーズで完成しちゃうんで、何もいらないですね。マッシュルームのくぼみにおいしいスープが溜まるんですよ。
歌川:焼きすぎるとクリームチーズが落ちちゃうから、焼きすぎないのが重要。
たかシェフ:バーベキューでもお団子みたいに串で刺して転がして焼けば作れます。
こちらが歌川さんヘビロテ中のスタッフドマッシュルーム
★たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。 「【ランチ会】憧れのお二人がやってきた!」より
ーー家に人を招くときに気をつけていることはありますか?
たかシェフ:まずは掃除。家が臭くないこと(笑)
しょうこ:あと気持ち悪くないこと(笑) ファブリックがにおったりすると気持ち悪くて嫌だからね。掃除だね(笑)
ーー確かに掃除は基本ですよね。これは加湿器ですか?
しょうこ:消臭器です。病院でも使ってるんですけど、においが見事に取れるんです。次亜塩素酸水が中に入っています。
歌川:僕も買おうかな。うちも猫がいるのでにおいに悩んでいて。
こちらが病院でも使われているという、しょうこさんおすすめの強力消臭機
ーー歌川さんは、人を招くときに気をつけていることはありますか?
歌川:うちは若いお客さんが多いので、緊張させないことですね。だから、バッチリ片付けたりはあえてしない。「こんなんだから好きにしていいよ」って感じにしてます。「酔っ払ったらその辺にゴロンと寝ていいよ」みたいな。寝転がれるようにクッションや毛布をたくさん置いて、とにかく寛いでもらいたい。自分のうちにいるようにしてもらいたいので。
歌川:おもてなしに関して言えば、たかシェフ家もそうですけど犬や猫たちがいいホストになってくれますね。
ーーペットがいるとそれだけで癒やされるし、間が持ちますよね。動物との暮らしって実際どうですか?
歌川:うちは猫が2匹いますけど、もう4年一緒に暮らしていて、猫がいるってすごくいいことなんだなって思います。特にうちはゲイカップルで子どもがいないですから。子どもがくれるものもいっぱいあると思うんですけど、猫は人間からはもらえないものをいろいろくれるので「猫が必要なんです」とか「猫は家族です」って言う人たちの気持ちが、飼ってみて初めて分かりました。
たかシェフ:うちは完全に犬中心ですね。休みの取り方、寝る時間、起きる時間、病院、ごはん、散歩とか。ほんとに犬が好きみたい。
しょうこ:大好きです(笑) 子供の頃から犬と一緒に暮らしてます。この子も保護犬なんですけど、人間はもし虐待されたらちゃんと助けなきゃいけないけど、犬はまだ一般的にモノ扱いだったりするから、助けなきゃいけない存在な気がしていて。私たちも子供がいないからこういう子たちに癒やされたい気持ちもあるけど、これから高齢化社会になってお年寄りが犬猫を飼いきれなくなることが増えてくるんじゃないかなと心配しています。
歌川:亡くなった方のペットを引き取って、飼える人がいたら里親になってもらったり、引き取り手がいなかったら最後まで飼ってあげるっていうようなNPOをやりたいですね。
しょうこ:そうそう! やりましょうよ! そういう仕組みを作りたいですね。
歌川:ですよね。死ぬまで動物と一緒に暮らしたい気持ちも分かりますよ。積立のようなものを基金にして運営できないかな。「このお金を払い続けてればあなたは一生動物が飼えますよ」っていうね。ペットブロガーを巻き込んでみんなでやりましょう! 賛同してくれる人結構いると思う。
ーーこれからペットを飼おうと思っている方に伝えたいことはありますか?
しょうこ:何があっても最後までちゃんと飼ってくださいってことですね。
歌川:僕がペットを飼いたい人に言いたいのは、例えば猫なら今は18歳ぐらいまで生きるから、昔とは死に方が変わってきたんですね。去年うちの茶助っていう猫が天国に行ったんですけど、腎臓病と糖尿病が両方いっぺんに来て最後の2年は闘病生活だったんです。毎日、輸液点滴とインスリン注射をして入退院を繰り返し、最後の2年間で200万円かかりました。
ーーおお! 大変ですね。
歌川:でも、動物を飼う以上はそれくらいの覚悟は必要です。子猫のうちはかわいいし元気だし楽しいけど、最後にそういう時が来て「この子に対して自分はどうするの?」って考えなきゃいけない。人によっては自然に任せて治療をしないケースもあって、それが間違いだとは言わないけど「どうしても死なせたくない」って思っちゃう場合もある。最後そういうときが来るって覚悟の上で飼ってほしいなって思っちゃいますね。
ーーちゃんと心構えと覚悟が必要ですね。
歌川:また最後にいっぱいいろんなことを教えてくれるんですよ。飼うからには味わわなかったらもったいないよって思う。死ぬときが一番教えてくれる。がんばって生きようとしている姿とか、苦しくても立ち上がっておしっこに行こうとする姿とかね。僕らだって同じことをやっていくわけだから、そういうときの姿を教えてくれるし、死っていうものに対してだんだん心構えができてくるから、助けてくれている部分もいっぱいあったと思います。
ーーたかシェフさんちも歌川さんちも夫婦円満ですが、仲よくいる秘けつや気をつけていることはありますか?
歌川:相手がしてくれることにちゃんと価値を感じるってことですかね。うちのツレちゃんはアホだけど、「歌ちゃんのごはんは世界一おいしい」とか「歌ちゃんがいるおかげで僕は幸せです」とか言葉での愛情表現をすごくしてくれるんですね。これがなくなったらどうなるんだろうって想像して、その価値を意識する。
ムカッとなることなんていっぱいあるけど、感情をそのままぶつけるんじゃなくて、こうしてくれてる人なんだってことを踏まえてから言い返すみたいな。たいして変わんないか(笑)
ーーいやいや、雰囲気も言葉選びも全然変わりますよ。
歌川:そうね。向こうも傷つけないように言ってくれてると思うので、僕も極力傷つけないようには言いたいですね。相手に痛みを感じさせたくてバーって言っちゃう人もいるじゃないですか。
しょうこ:私ですか?(笑)
(一同笑い)
歌川:(笑)でも、そうなると向こうも痛みで返そうとしちゃうし。まあ、偉そうなこと言いましたけど。
ーーいやいや、とてもすてきです! しょうこさんはどうですか?
しょうこ:私は語っちゃいけない気がする(笑)
たかシェフ:歌さんにすごくいい言葉をもらっちゃったんで、もうぐぅの音も出ない(笑)
歌川:でもねえ、たかシェフさんは優しいと思うんだよね。しょうこさんもすごく頭脳明晰なので、パッとつかめちゃうんだと思う。しかも、看護師の仕事で人にショックを与えない言い方を常に考えてるだろうし、特に考えなくてもできちゃうんじゃないかなと思う。
しょうこ:できないですよ~。仕事で我慢してることがいっぱいあるから、おうちではもうすごいの(笑)
ーーでも、しょうこさんがおうちでのびのび過ごしているのがすごくいいんじゃないかなと思います。
歌川:だって、奥さんがブロガーでこういうお料理の取材がありますって言って、ここまでやってくれる旦那さんいないよ~! 一人もいないよ!
本当にすばらしい料理とおもてなしに恐縮しっぱなしでした。秋の行楽シーズンに向けて、たかシェフさんおすすめのバーベキューレシピについても教えていただく予定ですので、どうぞお楽しみに!
たかシェフ&しょうこさん、歌川たいじさんのブログもぜひごらんください。
「たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。」管理人で看護師のしょうこさんと某一流ホテルで料理長を務めるたかシェフさん夫妻のお宅に、「ゲイです、ほぼ夫婦です」管理人の歌川たいじさんと共にお邪魔してきました!

たかシェフさん&しょうこさん夫妻と歌川さんをつなげたのは、大人気ブロガーのあの人!
ーーたかシェフさんご夫妻と歌川さんは、どうやって知り合われたんですか?
歌川:まずカータンがイベントでたかシェフさんたちと知り合われて、そこからですね。
しょうこ:そうですね。カータンの本川越シェフの動画にちょこっと出してもらって(笑)
歌川:カータンがたかシェフさんちでお食事することになったときに「歌ちゃんもどう?」ってお誘いいただいて、その時が初対面でしたね。
★ゲイです、ほぼ夫婦です「一流ホテルのシェフのお料理」より

しょうこ:実はその前にライブドアブログの忘年会の時に、ビンゴのじゃんけんで歌川さんに負けてるんですよ(笑) その時の印象が強くて。
歌川:僕、全然覚えてなかった(笑)
ーー(笑)そんな因縁があったんですね。お互いのブログは読まれてたんですか?
歌川:僕はお会いしてお料理いただいて、マリーちゃんとゆきちちゃんにも会って、それから読むようになりました。あのね、おしゃれな朝食食べてるんです! マリーちゃんとゆきちくんのことをすごく愛してるのは伝わってくるんだけど、そこプラス、おしゃれな朝食!
しょうこ:(笑)ブログって全体的に人柄が見えるじゃないですか。歌川さんのブログを読んでると考え方や人への接し方ですごいと思うところがいっぱいあって、そういうところが好きなんです。あとから『母さんがどんなに僕を嫌いでも』を読んで、まさかあんな生い立ちだと思ってなかったからびっくりして。 自分を改めさせられます。
高校のクラスメイトだった二人が再会して結婚!
ーー仕事帰りのしょうこさんを、たかシェフさんがお手製のサンドウィッチを持って車でお迎えに行かれているエピソードもすごくすてきだと思いました! そんなことしてくれる旦那さんいます?
歌川:いないいない! やってもらったことない。
しょうこ:夜勤のときはおなか空くんですよ。
★たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。「【料理】お迎えおやつ」より
歌川:もともとお二人は高校の同級生だったんですっけ? そんな昔から知ってる仲でそんなことしてくれるっていうのもね。
しょうこ:でも、途中あいててお互い別々の道行ってたから。
歌川:百人一首みたいよね。「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」みたいな。お互い経験を積んで、「ここでこうしたら相手が喜ぶだろう」とか洞察力を身につけて、良いものを積み重ねていける二人になって、こうやって一緒にいる感じがすごいするんだよね。
ーー高校時代はお互いに知っていたんですか?
しょうこ:同じクラスだったんですけど口はきいたことないくて、まさか将来結婚するなんて全く思わなかったです。
ーーどうやって再会されたんですか?
しょうこ:友達との食事会で居合わせたっていう感じですね。でも、その友達ともそこまで仲よくなかったのに、なんで私呼ばれたんだろう(笑)
歌川:なんか「人生」みたいなもの感じるでしょう? あのブログの水面下にそういうのがあるんですよ。
料理ができる限りは孤独にならない
ーーたかシェフさんが料理人になろうと思ったきっかけは何だったんですか?
たかシェフ:わりと小さい頃からなろうと思ってたんです。母親が入院していた間の姉妹と父のごはんを作ってるうちに楽しくなっちゃった感じですね。何作ってもおいしいって言うんですよ。ウィンナー焼いただけでも喜ばれるので、それがうれしくて。小学生ぐらいかな。
しょうこ:姉妹はどうしてたの?
たかシェフ:姉は料理できなかったから。
歌川:僕にも姉がいるけど、姉なんてそんなもんよ(笑)
(一同笑い)
たかシェフ:母親は料理や栄養について地域で教えるような活動もしていて、料理がかなり好きだったと思うんですよね。なので、から揚げやハンバーグを作るのは手伝ったりしてました。そこから母が入院して「あ、あれなら作れる!」って料理するようになり、仕事にしようって思ったのもそのあたりですかね。楽しかったんでしょうね。
ーーへえ! 早いですね。きっと料理が向いてたんですね。歌川さんは料理好きになったきっかけは何でしたか?
歌川:僕はずっといじめられっ子で。でも、体が大きかったので中2でもう日活ロマンポルノとかの映画館に入れたの。おおっぴらに言えるようなことじゃないんだけどね(笑) で、「歌川といっしょなら入れるぞ」ってことで、僕をいじめてたヤンキーたちがポルノ見たさに僕のところに集まるようになって。お金がないからみんなおなかが空いてて、僕がホットケーキミックスで作ったドーナツを持ってったら「うめぇうめぇ」って徐々に僕に懐いてきて。
ーーヤンキーたちかわいいですね(笑)
歌川:そう。いじめ自殺のニュースとも寸分たがわないような壮絶ないじめだったんだけど、料理のおかげでそこから脱出できたの。それまですごいいじめてたのに「うめぇじゃん!」っていう。そういう幸せな記憶と結びついてるから、料理を作ったら何かいいことがあるんじゃないかなっていう気持ちで作り続けてますね。
ーーおいしいものの力ってすごいですね。たかシェフさんは料理ができて得したエピソードはありますか?
たかシェフ:よくしょうこに「料理できる人はラクに人を喜ばせられる手段を持ってていいよねー」って言われる(笑) それなりにがんばってはいるんだけど。
しょうこ:でも、さらっと苦もなくできるじゃないですか。それがうらやましい。
歌川:食べものがあるところには人が集まるので、料理ができる限りは孤独にならないと思いますね。
★ゲイです、ほぼ夫婦です「私の黒歴史を懺悔します 4-3」より
簡単で味も見栄えもバッチリ! たかシェフおすすめ夏のおもてなしメニュー
①「とうもろこしの冷製スープ」

ーー本当にとうもろこしそのままですね! さわやか! これはどうやって作るんですか?
たかシェフ:とうもろこしを皮ごとゆでて、そのゆで汁といっしょにミキサーにかけるだけなんです。
歌川:本当においしい! でも、甘さはかじるとき以上に感じますね。
たかシェフ:新鮮だからですね。スーパーに朝イチで行くと昨日の残りが並んでることが多くて、午後イチで行くと朝採れが並んでるんです。それを買ってきてすぐゆでる。やっぱり鮮度は大事ですね。
②「トマトサラダ“美女と野獣”」

歌川:これ、お皿の上は美女だけだから食べる人が野獣ってことね?
ーー(笑) このバラは何ですか?
たかシェフ:トマトです。ミニトマトと普通のトマトの間ぐらいの大きさの、皮が硬めのトマトで作ってます。
歌川:このバラ、うんといい切れる包丁じゃないと作れないの。僕も何度も挑戦して失敗してます。おいしい! ドレッシングもおいしい!
たかシェフ:ドレッシングには、黒オリーブとくるみオイルと赤ワインビネガーが入ってます。
③「バーニャカウダ」

歌川:バーニャカウダソースはたかシェフのレシピ本を見て作りました。ツレちゃんも大好きでヘビロテしてます。
しょうこ:よかった! でもあの本「難しすぎる」って不評なんです(笑)
歌川:難しくないですよ! 僕の読者さんも結構作ってますよ。たかシェフの本は「どうしたら柔らかくなるか」とかポイントを理論的に説明してくれるから、つかみやすい。「あ、これはこういう理由でやっちゃいけないんだな」って腑に落ちるの。
④「いちじくとコンソメのジュレ」

⑤アクアパッツァ

たかシェフ:アクアパッツァは材料を入れて白ワインで煮るだけなんで、簡単でおもてなしメニューにもおすすめですね。
ーー食卓も華やいでいいですね。
たかシェフ:そうですね。簡単なものでいえばアヒージョもいいですね。具は魚介でも肉でも野菜でも何でもOKだし。あとはアヒージョとチーズフォンデュを合体させちゃって、トロトロにしたカマンベールにいろんな具をつけて食べてもおいしいかな。
⑥肉巻きアスパラ

ーーすごい巻き方ですね!
たかシェフ:アスパラをゆでずにそのまま豚バラ肉で巻いて焼いただけ。アスパラの下の硬いところだけ、皮をむいてね。
⑦歌川さん特製デザート

ーーシュークリーム、超おいしいです。こっちのケーキ(写真右)はなんていうお菓子ですか?
歌川:これはビスキュイドサヴォワというフランスの郷土菓子なんですけど、アメリカ風にアーモンドプードル入れたりして、ちょっと軽めな感じにしてあります。
たかシェフ:すんごいおいしい! アーモンドが効いてしっとりしてる。シュークリームもサクサクのパイ生地で。
歌川:よかった~! あー緊張した~! もう20年ぐらい作ってるけど、今日ほど緊張したことはない!
たかシェフ:家族会議です。「○○さんはこないだあれを食べたから、違う料理にしよう」とかね。なるべくまだ食べてないものを出したくて。
歌川:この前お邪魔したときもすごかったです!
しょうこ:あと嫌いなものがあるといけないから、ひとつの料理でも食材がたくさん入るものにします。そうすると嫌いなものが残せるから。無理して食べるのも気の毒だなって思うし、なるべく好きなものだけ取れるようにしたいですね。
ーーすごく細やかな気遣いですね。歌川さんはおもてなしメニューをどう決めてますか?
歌川:夏はちらし寿司や手巻き寿司、煮豚とか、冷たくてもおいしいものが多いですね。あと、ビールとよく合うもの。ヘビロテしてるのが、この前たかシェフさんが作ってくださったスタッフドマッシュルーム! シンプルなんだけどすごいおいしくて、うちでもう20回ぐらい作ってる(笑)
たかシェフ:簡単ですよね。
歌川:そうなの! でも簡単なことがバレないぐらいおいしい。すごくありがたいものを食べたみたいな。これほんとにおすすめ! 大きめのマッシュルームを逆さにして四角い小分けのクリームチーズをのせて、1枚のベーコンを巻くんですよ。それをオーブントースターで強火で10分くらい焼いてできあがり。
ーー味付けは何もしないんですか?
たかシェフ:ベーコンの塩気と脂とクリームチーズで完成しちゃうんで、何もいらないですね。マッシュルームのくぼみにおいしいスープが溜まるんですよ。
歌川:焼きすぎるとクリームチーズが落ちちゃうから、焼きすぎないのが重要。
たかシェフ:バーベキューでもお団子みたいに串で刺して転がして焼けば作れます。
こちらが歌川さんヘビロテ中のスタッフドマッシュルーム
★たかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。 「【ランチ会】憧れのお二人がやってきた!」より
おもてなしの基本は家の「清潔さ」と「寛ぎやすさ」
ーー家に人を招くときに気をつけていることはありますか?
たかシェフ:まずは掃除。家が臭くないこと(笑)
しょうこ:あと気持ち悪くないこと(笑) ファブリックがにおったりすると気持ち悪くて嫌だからね。掃除だね(笑)
ーー確かに掃除は基本ですよね。これは加湿器ですか?
しょうこ:消臭器です。病院でも使ってるんですけど、においが見事に取れるんです。次亜塩素酸水が中に入っています。
歌川:僕も買おうかな。うちも猫がいるのでにおいに悩んでいて。

ーー歌川さんは、人を招くときに気をつけていることはありますか?
歌川:うちは若いお客さんが多いので、緊張させないことですね。だから、バッチリ片付けたりはあえてしない。「こんなんだから好きにしていいよ」って感じにしてます。「酔っ払ったらその辺にゴロンと寝ていいよ」みたいな。寝転がれるようにクッションや毛布をたくさん置いて、とにかく寛いでもらいたい。自分のうちにいるようにしてもらいたいので。
ずっと安心してペットと暮らせるように、亡くなった方のペットを保護するNPOをやりたい
歌川:おもてなしに関して言えば、たかシェフ家もそうですけど犬や猫たちがいいホストになってくれますね。
ーーペットがいるとそれだけで癒やされるし、間が持ちますよね。動物との暮らしって実際どうですか?
歌川:うちは猫が2匹いますけど、もう4年一緒に暮らしていて、猫がいるってすごくいいことなんだなって思います。特にうちはゲイカップルで子どもがいないですから。子どもがくれるものもいっぱいあると思うんですけど、猫は人間からはもらえないものをいろいろくれるので「猫が必要なんです」とか「猫は家族です」って言う人たちの気持ちが、飼ってみて初めて分かりました。
たかシェフ:うちは完全に犬中心ですね。休みの取り方、寝る時間、起きる時間、病院、ごはん、散歩とか。ほんとに犬が好きみたい。
しょうこ:大好きです(笑) 子供の頃から犬と一緒に暮らしてます。この子も保護犬なんですけど、人間はもし虐待されたらちゃんと助けなきゃいけないけど、犬はまだ一般的にモノ扱いだったりするから、助けなきゃいけない存在な気がしていて。私たちも子供がいないからこういう子たちに癒やされたい気持ちもあるけど、これから高齢化社会になってお年寄りが犬猫を飼いきれなくなることが増えてくるんじゃないかなと心配しています。
歌川:亡くなった方のペットを引き取って、飼える人がいたら里親になってもらったり、引き取り手がいなかったら最後まで飼ってあげるっていうようなNPOをやりたいですね。
しょうこ:そうそう! やりましょうよ! そういう仕組みを作りたいですね。
歌川:ですよね。死ぬまで動物と一緒に暮らしたい気持ちも分かりますよ。積立のようなものを基金にして運営できないかな。「このお金を払い続けてればあなたは一生動物が飼えますよ」っていうね。ペットブロガーを巻き込んでみんなでやりましょう! 賛同してくれる人結構いると思う。
ペットを迎えるなら、最期までみとる覚悟と準備をしてほしい
ーーこれからペットを飼おうと思っている方に伝えたいことはありますか?
しょうこ:何があっても最後までちゃんと飼ってくださいってことですね。
歌川:僕がペットを飼いたい人に言いたいのは、例えば猫なら今は18歳ぐらいまで生きるから、昔とは死に方が変わってきたんですね。去年うちの茶助っていう猫が天国に行ったんですけど、腎臓病と糖尿病が両方いっぺんに来て最後の2年は闘病生活だったんです。毎日、輸液点滴とインスリン注射をして入退院を繰り返し、最後の2年間で200万円かかりました。
ーーおお! 大変ですね。
歌川:でも、動物を飼う以上はそれくらいの覚悟は必要です。子猫のうちはかわいいし元気だし楽しいけど、最後にそういう時が来て「この子に対して自分はどうするの?」って考えなきゃいけない。人によっては自然に任せて治療をしないケースもあって、それが間違いだとは言わないけど「どうしても死なせたくない」って思っちゃう場合もある。最後そういうときが来るって覚悟の上で飼ってほしいなって思っちゃいますね。
ーーちゃんと心構えと覚悟が必要ですね。
歌川:また最後にいっぱいいろんなことを教えてくれるんですよ。飼うからには味わわなかったらもったいないよって思う。死ぬときが一番教えてくれる。がんばって生きようとしている姿とか、苦しくても立ち上がっておしっこに行こうとする姿とかね。僕らだって同じことをやっていくわけだから、そういうときの姿を教えてくれるし、死っていうものに対してだんだん心構えができてくるから、助けてくれている部分もいっぱいあったと思います。
夫婦円満の秘けつは「想像力」と「言葉選び」
ーーたかシェフさんちも歌川さんちも夫婦円満ですが、仲よくいる秘けつや気をつけていることはありますか?
歌川:相手がしてくれることにちゃんと価値を感じるってことですかね。うちのツレちゃんはアホだけど、「歌ちゃんのごはんは世界一おいしい」とか「歌ちゃんがいるおかげで僕は幸せです」とか言葉での愛情表現をすごくしてくれるんですね。これがなくなったらどうなるんだろうって想像して、その価値を意識する。
ムカッとなることなんていっぱいあるけど、感情をそのままぶつけるんじゃなくて、こうしてくれてる人なんだってことを踏まえてから言い返すみたいな。たいして変わんないか(笑)
ーーいやいや、雰囲気も言葉選びも全然変わりますよ。
歌川:そうね。向こうも傷つけないように言ってくれてると思うので、僕も極力傷つけないようには言いたいですね。相手に痛みを感じさせたくてバーって言っちゃう人もいるじゃないですか。
しょうこ:私ですか?(笑)
(一同笑い)
歌川:(笑)でも、そうなると向こうも痛みで返そうとしちゃうし。まあ、偉そうなこと言いましたけど。
ーーいやいや、とてもすてきです! しょうこさんはどうですか?
しょうこ:私は語っちゃいけない気がする(笑)
たかシェフ:歌さんにすごくいい言葉をもらっちゃったんで、もうぐぅの音も出ない(笑)
歌川:でもねえ、たかシェフさんは優しいと思うんだよね。しょうこさんもすごく頭脳明晰なので、パッとつかめちゃうんだと思う。しかも、看護師の仕事で人にショックを与えない言い方を常に考えてるだろうし、特に考えなくてもできちゃうんじゃないかなと思う。
しょうこ:できないですよ~。仕事で我慢してることがいっぱいあるから、おうちではもうすごいの(笑)
ーーでも、しょうこさんがおうちでのびのび過ごしているのがすごくいいんじゃないかなと思います。
歌川:だって、奥さんがブロガーでこういうお料理の取材がありますって言って、ここまでやってくれる旦那さんいないよ~! 一人もいないよ!
本当にすばらしい料理とおもてなしに恐縮しっぱなしでした。秋の行楽シーズンに向けて、たかシェフさんおすすめのバーベキューレシピについても教えていただく予定ですので、どうぞお楽しみに!
たかシェフ&しょうこさん、歌川たいじさんのブログもぜひごらんください。
















コメント
コメント一覧 (4)
同級生だった事に驚きました!
しかし豪華な面々!
カータンさん美しい!
歌川さんも素敵!
たかシェフとしょうこさんも言わずもがな
美男美女カップル✨✨✨
興奮して一気読みしました*\(^o^)/*
ldb_style
が
しました
ldb_style
が
しました
カド―というメーカーのものです。
カド―とピースガードというメーカーがコラボして、次亜塩素酸も使えるようにしたのだと思います。
ちなみに、ピースガードとコラボしてないバージョンもあるのですが、そちらの方がちょっと安いのですけれど、それが次亜塩素酸が使えるかは確認してません。
わが家は、車の中バージョンも持ってます(笑)車の電源が使えるので便利です。
ldb_style
が
しました
いじめられっこだったのが料理で脱出というのが共感できました。
ぼくは中学時代いじめられはいましたが
ドラムが唯一学校でできたので
不良グループには好かれていましたし、
高校の時に
その1部の方といっしょになって
バンドで仲良くなれました。
料理お上手ですね?
って、失礼な言い方ですが、
めちゃくちゃうまそうです。
今、
カフェにいるんですが
腹がなってしかたありません。
ぼくは
あなた方の夫婦関係もおもしろくよませていただきました。
また、
よませて頂きます。
ldb_style
が
しました