こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
独特の淡いタッチのイラストで大人気のイラストレーター・まき田さん。今年1月からlivedoor Blog公式ブロガーとして、私生活をつづった「まき田のはなし」をスタートしています。まだ20代前半という若さながら精力的に活動する彼女に、創作の裏側から私生活まで幅広くお話をうかがいました!
★まき田さんの公式Twitterより
★まき田のはなし「はじめまして」より
ーーブログを始めて3カ月ぐらい経ちますが、いかがですか?
今までTwitterではあまり自分のことを発信しないようにしてたんですけど、ブログっていう住み分けできるところができて日常を書けるようになりました。フォロワーさんには「新しい面が見られてうれしいです」って言っていただけるようになったので、ブログ始めてよかったなと思ってます。
ーー今まではプライベートをあまり出してこなかったんですね。
そうですね。カップルのテーマで絵を描くことが多いので、自分のことを描いてるって思われるのが恥ずかしかったんです(笑) フォロワーさんは私に彼がいることを知っているので「実体験ですか?」って聞かれるんですけど、そうであったりなかったりで。そんなに自分のことを描いてるっていう意識はなかったので、そう思われるのはちょっと恥ずかしくて、あんまり日常のことはTwitterでは書いてませんでした。
ーーブログでプライベートを書こうと思ったのはなぜだったんですか?
Instagramでも日常のことをアップしてたんですけど、長い文章を書くとちょっと見づらいし向いてないなと思い始めて「あ、ブログいいな」と(笑) イベントの感謝の気持ちも、Twitterの140文字では収まらなかったりしてたので。
ーー確かに、ブログは長文や日常のことを書くのに向いてますよね。ひとつの記事を書くのにどれくらいかかりますか?
ブログの記事自体は1時間かからないぐらい。ただ、コメントを読んでお返事するのにはもうちょっと時間がかかりますね。5人から10人ぐらい選んでコメントを返すように決めてます。イベントに来てくれたり、Twitterと同じ名前でコメントを書いてくださる方はだんだん名前を覚えてきたりしますね。
ーーイベントといえば、今コラボカフェを開催されてますね。
最初はコラボカフェをやるなんて思ってもみなかったんですけど、周りがやり始めて私も声をかけていただいたので「やりたいな」と思って。実際やってみたらどんどんこだわりたくなっちゃって(笑) 今回は結構広くて自由なところで、原画もたくさん飾ったりできてよかったです。こうやって活動が広がっていく中で、できることが増えていくのがすごくうれしいなと思います。
★「まき田カフェ再び!!!」より
ーー来てくれるファンはどういう方が多いですか?
18~25歳ぐらいの同年代の女の子が多いんですけど、中には男性ひとりで来てくれる方もいて、それもうれしいです。Twitterでは10代とか高校生の反応が多いんですけど、イベントでは20代の方が多くて、カップルの絵を描き始めてからはご夫婦やカップルでも来てくれるようになりました。彼女さんが緊張してしゃべれなくなってると、彼氏さんが代わりに彼女さんのまき田愛を語ってくれたり(笑)
5年前にTwitterをフォローしてくれた当時高校生の人が「今年就活です」とか、3年前から見てくれてるカップルが「今年結婚することになりました」とか報告しに来てくれたり、ずっと見てくれているのがうれしいです。
★「福岡イベントありがとうございました◎」より
ーーブログにもよく登場する、恋人のロボDさんとのなれそめを聞いてもいいですか?
(笑)ロボDとは4年前くらいに大学のゼミで知り合いました。今の活動を始めたのが5年前なので、ロボDと出会ったときはもうまき田でした(笑) コミュ力が超高くて私の10倍くらい大きい声を出せるので、イベントのとき「ここから並んでくださ~い!」って列を整理してくれたり、ファンの方と写真を撮るときにいっしょに写ったりしてます(笑)
ーーロボDさんのどういうところが好きですか?
すごい聞かれるんですけど、どこってあんまり言えないですよね。腹が立つこともあるけど、そのあとに「ごめん」て謝ってくる素直なところがいいなって(笑) 全然怒らない穏やかな人で、何かしてあげると「うわー!ありがとう!」ってリアクションが大きいのでうれしくなります。ゴールデンレトリバーみたいな感じです(笑)
ーーいい関係ですね。
そうですね。ひとりで仕事してると何がいいのか判断がつかなくなるときがあるんですけど、そういうときに相談に乗ってもらったりしてます。
★まき田のはなし「とりあえず」より
ーー小さい頃から絵を描くのは好きだったんですか?
そうですね。幼稚園の頃からクマやピカチュウを描いてました。小学校1年生のときに初めてマンガ雑誌の「ちゃお」を買ってもらってマンガがすごく好きになり、「ミルモでポン!」の絵を描いたりしてました。
中学2年生ぐらいまでは本気でマンガ家になりたくて、今とは全然違う少女マンガっぽい絵柄でキャンパスノートにマンガを描いてました。「ちゃお」を読んで育ってきたので、お話の中に天使が出てきたり時間軸が歪んだりするんです(笑) 6年前ひょんなことから絵柄が定着して、それからずっと今の絵です。
ーー絵の勉強はされたんですか?
特にはしてないですね。美大志望だった高校1年生から2年生までの1年間、鉛筆デッサンの教室に通ったぐらいで。絵の勉強はしておけばよかったなって思いますけど。
ーー美術の成績はどうでした?
美術だけはよかったです(笑) でも私、「これを描いて」って言われると描けなくて、宿題もすごく嫌いで。美大に行くことも考えてたんですけど、課題で自分が描きたいもの以外を描くのはできないかもしれないと思って。だったら普通の大学に行きながら、空いてる時間に今までどおり絵を描いていけたらいいなと思って方向転換しました。
ーーそうだったんですね。まき田さんはイラストのテイストが独特だと思うんですが、何か影響を受けたものはありますか?
あんまり意識はしてないんですけど、水森亜土さんやいわさきちひろさんが好きなのでちょっと影響を受けてるのかなあとは思います。
ーー柔らかくて優しいタッチとか、キャラクターの等身とか、近い感じがありますね。
そうですね。イベントで私の母ぐらいの世代の人に、「懐かしい感じがする」とか「80年代っぽい」ってたまに言われます。水彩のタッチもあるんですかね。デジタルが増えている中で水彩画は少なくなってきているので。
ーーデジタルでは描かないんですか?
基本的に色塗りまでは手描きですね。スポンジやティッシュに絵の具を染み込ませて塗って、そこからスキャニングをしてパソコンに入れて少し加工はしてるんですけど。
ーーへぇー! オリジナルのやり方ですか?
そうかもですね。これがどういう技法なのかわからないままやってます(笑) 道端で配られてるティッシュをよくもらって描いてます。今日も絵の具を持ってきてます。
ーーすごい! これは普段使っているものですか?
そうです。基本洗わないのでめっちゃ汚いんですけど(笑) 固形の透明水彩っていう絵の具で、これを筆でちょこちょこっと溶いて使う感じです。
★まき田さんが持参してくれた水彩絵の具。使い込まれている感じがすてきです。
ーーTwitterでは15万人以上のフォロワーさんをお持ちですが、始めたきっかけは何だったんですか?
大学1年生の終わり頃に、それまで描きためていたイラストをどこかに載せたいなと思って始めました。ただただ誰かに絵を見てほしいっていう気持ちで、最初は恥ずかしくて周りの友だちにも言わずに0フォロー、0フォロワーだったんですけど、運よくフォロワーさんが増えてイベントに出展するようになって、それを繰り返すうちに今に至るっていう感じです。
ーー見てほしい気持ちを行動に移せたのはすてきですね。フォロワーさんはどうやって増えていったんですか?
「#絵描きさんとつながりたい」「#いいなって思った人フォローしてください」「#RTしてくれた人相互フォローします」とか、そういうハッシュタグをつけてツイートしました。運がいいことに相互フォロー支援アカウントにリツイートされたりして、最初から順調にフォロワーさんが増えていった感じです。
ーーすごい! がんばりましたね。
結構、絵を描いてる人はハッシュタグを使ってる人が多いです。「#水彩絵の具でつながりたい」みたいなハッシュタグもあるし、自分と似た人や好みの人を探しやすいから便利で。
ただ、リツイートしてくれた人全員をフォローして「リツイートありがとうございます。フォローさせていただきます」って送っていたら、アカウントが凍結されたんです。1日に何通も同じ文面を送ったり、たくさんフォローし過ぎたので、スパムアカウントだって思われたみたいで。凍結は解除してもらったんですけど、それからはほんとにいいと思った人だけにリツイートしてもらえればいいかなと思って、普通に投稿するようになりました。
ーーそうだったんですね。イラストのお仕事もTwitterからつながった感じですか?
そうですね。ネットがない時代は、どこかのデザイン事務所に入って修行を積んで、人脈や実力がついてからイラストレーターになるのが一般的だったらしいんですけど、私は運よくネットである程度名前を知ってもらえるようになって、出版社のKADOKAWAの関口さんがメールをくれたんです。
大学4年生の9月ぐらいで普通に就職活動もしてたんですけど、最終選考で全部落ちてどうしようかなあと思っていたところにメールが来たから、最初「イタズラかな?」と思いました(笑) それで、それがきっかけで「就職をしない」って決めて。
ーー思い切りましたね!
はい、親には心配されましたけど(笑) でも、就活をしながらも「就職したら今みたいには描けなくなるな」と思っていたので、本当にあのタイミングでメールをもらわなければ今はなかったです。だから、関口さんは恩人です。
★「東京に行ってきたよ~久しぶりの関口さん~」より
ーー創作のモチベーションは、どんなところから得ていますか?
創作活動してる人はみんなそうなのかもしれないけど、「自分の生きた証を残したい」みたいな思いがすごく強くて、創作につながっている気がします。転勤族だったから地元がないし幼なじみもいないし、小さい頃はネットもなかったので友だちとお別れしたらそこでおしまいで、子どもながらに「そこにいた自分が死んじゃった」みたいな気持ちがあったんです。だからどうにかして、自分にしかできない「私はここにいる」っていう存在意義のようなものがほしくて。
今は見てくださる方の反応がモチベーションになってます。あと、世紀末さんみたいに同年代で活躍されてる方が多いので「こういうことやってみたいなあ」とか「こういう仕事ができたらいいなあ」って刺激をもらったり。
ーーそうだったんですね。これからどんなことをやってみたいですか?
これは昔からの夢なんですけど、絵本を描きたいですね。友だちの子どもが読んでくれたらいいなあって。かなえられるようにがんばります!

絵のテイストそのままのふんわりとかわいらしい雰囲気ながら、夢をかなえるために積極的に活動されてきたまき田さん。イラストレーター、そして絵本作家として、今後の活躍から目が離せません!
今回のインタビューを記念して、まき田さん直筆のイラスト&サイン入り色紙を抽選で2名の方にプレゼントします!

まき田さんのブログもぜひチェックしてみてくださいね!
独特の淡いタッチのイラストで大人気のイラストレーター・まき田さん。今年1月からlivedoor Blog公式ブロガーとして、私生活をつづった「まき田のはなし」をスタートしています。まだ20代前半という若さながら精力的に活動する彼女に、創作の裏側から私生活まで幅広くお話をうかがいました!
★まき田さんの公式Twitterより
ブログは、Twitterでは見せられなかった“日常”が書ける場所
★まき田のはなし「はじめまして」より
ーーブログを始めて3カ月ぐらい経ちますが、いかがですか?
今までTwitterではあまり自分のことを発信しないようにしてたんですけど、ブログっていう住み分けできるところができて日常を書けるようになりました。フォロワーさんには「新しい面が見られてうれしいです」って言っていただけるようになったので、ブログ始めてよかったなと思ってます。
ーー今まではプライベートをあまり出してこなかったんですね。
そうですね。カップルのテーマで絵を描くことが多いので、自分のことを描いてるって思われるのが恥ずかしかったんです(笑) フォロワーさんは私に彼がいることを知っているので「実体験ですか?」って聞かれるんですけど、そうであったりなかったりで。そんなに自分のことを描いてるっていう意識はなかったので、そう思われるのはちょっと恥ずかしくて、あんまり日常のことはTwitterでは書いてませんでした。
ーーブログでプライベートを書こうと思ったのはなぜだったんですか?
Instagramでも日常のことをアップしてたんですけど、長い文章を書くとちょっと見づらいし向いてないなと思い始めて「あ、ブログいいな」と(笑) イベントの感謝の気持ちも、Twitterの140文字では収まらなかったりしてたので。
ーー確かに、ブログは長文や日常のことを書くのに向いてますよね。ひとつの記事を書くのにどれくらいかかりますか?
ブログの記事自体は1時間かからないぐらい。ただ、コメントを読んでお返事するのにはもうちょっと時間がかかりますね。5人から10人ぐらい選んでコメントを返すように決めてます。イベントに来てくれたり、Twitterと同じ名前でコメントを書いてくださる方はだんだん名前を覚えてきたりしますね。
ーーイベントといえば、今コラボカフェを開催されてますね。
最初はコラボカフェをやるなんて思ってもみなかったんですけど、周りがやり始めて私も声をかけていただいたので「やりたいな」と思って。実際やってみたらどんどんこだわりたくなっちゃって(笑) 今回は結構広くて自由なところで、原画もたくさん飾ったりできてよかったです。こうやって活動が広がっていく中で、できることが増えていくのがすごくうれしいなと思います。
★「まき田カフェ再び!!!」より
ーー来てくれるファンはどういう方が多いですか?
18~25歳ぐらいの同年代の女の子が多いんですけど、中には男性ひとりで来てくれる方もいて、それもうれしいです。Twitterでは10代とか高校生の反応が多いんですけど、イベントでは20代の方が多くて、カップルの絵を描き始めてからはご夫婦やカップルでも来てくれるようになりました。彼女さんが緊張してしゃべれなくなってると、彼氏さんが代わりに彼女さんのまき田愛を語ってくれたり(笑)
5年前にTwitterをフォローしてくれた当時高校生の人が「今年就活です」とか、3年前から見てくれてるカップルが「今年結婚することになりました」とか報告しに来てくれたり、ずっと見てくれているのがうれしいです。
★「福岡イベントありがとうございました◎」より
ブログでも人気者! 恋人“ロボD”さんとのなれそめは?
ーーブログにもよく登場する、恋人のロボDさんとのなれそめを聞いてもいいですか?
(笑)ロボDとは4年前くらいに大学のゼミで知り合いました。今の活動を始めたのが5年前なので、ロボDと出会ったときはもうまき田でした(笑) コミュ力が超高くて私の10倍くらい大きい声を出せるので、イベントのとき「ここから並んでくださ~い!」って列を整理してくれたり、ファンの方と写真を撮るときにいっしょに写ったりしてます(笑)
ーーロボDさんのどういうところが好きですか?
すごい聞かれるんですけど、どこってあんまり言えないですよね。腹が立つこともあるけど、そのあとに「ごめん」て謝ってくる素直なところがいいなって(笑) 全然怒らない穏やかな人で、何かしてあげると「うわー!ありがとう!」ってリアクションが大きいのでうれしくなります。ゴールデンレトリバーみたいな感じです(笑)
ーーいい関係ですね。
そうですね。ひとりで仕事してると何がいいのか判断がつかなくなるときがあるんですけど、そういうときに相談に乗ってもらったりしてます。
★まき田のはなし「とりあえず」より
絵は独学。懐かしいテイストは水森亜土やいわさきちひろの影響かも!?
ーー小さい頃から絵を描くのは好きだったんですか?
そうですね。幼稚園の頃からクマやピカチュウを描いてました。小学校1年生のときに初めてマンガ雑誌の「ちゃお」を買ってもらってマンガがすごく好きになり、「ミルモでポン!」の絵を描いたりしてました。
中学2年生ぐらいまでは本気でマンガ家になりたくて、今とは全然違う少女マンガっぽい絵柄でキャンパスノートにマンガを描いてました。「ちゃお」を読んで育ってきたので、お話の中に天使が出てきたり時間軸が歪んだりするんです(笑) 6年前ひょんなことから絵柄が定着して、それからずっと今の絵です。
ーー絵の勉強はされたんですか?
特にはしてないですね。美大志望だった高校1年生から2年生までの1年間、鉛筆デッサンの教室に通ったぐらいで。絵の勉強はしておけばよかったなって思いますけど。
ーー美術の成績はどうでした?
美術だけはよかったです(笑) でも私、「これを描いて」って言われると描けなくて、宿題もすごく嫌いで。美大に行くことも考えてたんですけど、課題で自分が描きたいもの以外を描くのはできないかもしれないと思って。だったら普通の大学に行きながら、空いてる時間に今までどおり絵を描いていけたらいいなと思って方向転換しました。
ーーそうだったんですね。まき田さんはイラストのテイストが独特だと思うんですが、何か影響を受けたものはありますか?
あんまり意識はしてないんですけど、水森亜土さんやいわさきちひろさんが好きなのでちょっと影響を受けてるのかなあとは思います。
ーー柔らかくて優しいタッチとか、キャラクターの等身とか、近い感じがありますね。
そうですね。イベントで私の母ぐらいの世代の人に、「懐かしい感じがする」とか「80年代っぽい」ってたまに言われます。水彩のタッチもあるんですかね。デジタルが増えている中で水彩画は少なくなってきているので。
ーーデジタルでは描かないんですか?
基本的に色塗りまでは手描きですね。スポンジやティッシュに絵の具を染み込ませて塗って、そこからスキャニングをしてパソコンに入れて少し加工はしてるんですけど。
ーーへぇー! オリジナルのやり方ですか?
そうかもですね。これがどういう技法なのかわからないままやってます(笑) 道端で配られてるティッシュをよくもらって描いてます。今日も絵の具を持ってきてます。
ーーすごい! これは普段使っているものですか?
そうです。基本洗わないのでめっちゃ汚いんですけど(笑) 固形の透明水彩っていう絵の具で、これを筆でちょこちょこっと溶いて使う感じです。

Twitterが出版社の目に留まり、就活をやめてイラストレーターに!
ーーTwitterでは15万人以上のフォロワーさんをお持ちですが、始めたきっかけは何だったんですか?
大学1年生の終わり頃に、それまで描きためていたイラストをどこかに載せたいなと思って始めました。ただただ誰かに絵を見てほしいっていう気持ちで、最初は恥ずかしくて周りの友だちにも言わずに0フォロー、0フォロワーだったんですけど、運よくフォロワーさんが増えてイベントに出展するようになって、それを繰り返すうちに今に至るっていう感じです。
ーー見てほしい気持ちを行動に移せたのはすてきですね。フォロワーさんはどうやって増えていったんですか?
「#絵描きさんとつながりたい」「#いいなって思った人フォローしてください」「#RTしてくれた人相互フォローします」とか、そういうハッシュタグをつけてツイートしました。運がいいことに相互フォロー支援アカウントにリツイートされたりして、最初から順調にフォロワーさんが増えていった感じです。
ーーすごい! がんばりましたね。
結構、絵を描いてる人はハッシュタグを使ってる人が多いです。「#水彩絵の具でつながりたい」みたいなハッシュタグもあるし、自分と似た人や好みの人を探しやすいから便利で。
ただ、リツイートしてくれた人全員をフォローして「リツイートありがとうございます。フォローさせていただきます」って送っていたら、アカウントが凍結されたんです。1日に何通も同じ文面を送ったり、たくさんフォローし過ぎたので、スパムアカウントだって思われたみたいで。凍結は解除してもらったんですけど、それからはほんとにいいと思った人だけにリツイートしてもらえればいいかなと思って、普通に投稿するようになりました。
ーーそうだったんですね。イラストのお仕事もTwitterからつながった感じですか?
そうですね。ネットがない時代は、どこかのデザイン事務所に入って修行を積んで、人脈や実力がついてからイラストレーターになるのが一般的だったらしいんですけど、私は運よくネットである程度名前を知ってもらえるようになって、出版社のKADOKAWAの関口さんがメールをくれたんです。
大学4年生の9月ぐらいで普通に就職活動もしてたんですけど、最終選考で全部落ちてどうしようかなあと思っていたところにメールが来たから、最初「イタズラかな?」と思いました(笑) それで、それがきっかけで「就職をしない」って決めて。
ーー思い切りましたね!
はい、親には心配されましたけど(笑) でも、就活をしながらも「就職したら今みたいには描けなくなるな」と思っていたので、本当にあのタイミングでメールをもらわなければ今はなかったです。だから、関口さんは恩人です。
★「東京に行ってきたよ~久しぶりの関口さん~」より
絵本をつくる夢がもう少しでかないそう!
ーー創作のモチベーションは、どんなところから得ていますか?
創作活動してる人はみんなそうなのかもしれないけど、「自分の生きた証を残したい」みたいな思いがすごく強くて、創作につながっている気がします。転勤族だったから地元がないし幼なじみもいないし、小さい頃はネットもなかったので友だちとお別れしたらそこでおしまいで、子どもながらに「そこにいた自分が死んじゃった」みたいな気持ちがあったんです。だからどうにかして、自分にしかできない「私はここにいる」っていう存在意義のようなものがほしくて。
今は見てくださる方の反応がモチベーションになってます。あと、世紀末さんみたいに同年代で活躍されてる方が多いので「こういうことやってみたいなあ」とか「こういう仕事ができたらいいなあ」って刺激をもらったり。
ーーそうだったんですね。これからどんなことをやってみたいですか?
これは昔からの夢なんですけど、絵本を描きたいですね。友だちの子どもが読んでくれたらいいなあって。かなえられるようにがんばります!

絵のテイストそのままのふんわりとかわいらしい雰囲気ながら、夢をかなえるために積極的に活動されてきたまき田さん。イラストレーター、そして絵本作家として、今後の活躍から目が離せません!
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— ライブドアブログ (@livedoorblog) 2018年4月24日
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