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9月1日は防災の日。各地で避難訓練があったり、防災用品の点検が行われます。

そこで今回は、実際に被災を経験されたブロガーさんが感じた「本当に役に立ったもの」や「あったら便利だったもの」という情報や、「100均でそろえられる防災グッズ」などをご紹介します。

この機会に、持ち出し袋の中身を見直してみましょう。


震災直後に記録した、被災したときに「役に立ったもの」


ブログ「うさぎとお絵描き 【Illustratorアベナオミの日記帳】」著者で、イラストレーターのアベナオミさん。
東日本大震災で被災した経験を元にした『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』という本も出版されています。

被災直後の生活を描いたイラストもネット上で公開し、大きな反響を呼びました。

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(画像をクリックすると拡大表示されます。)


当時1歳だった息子の豆キチくんを抱え、知恵を使い生活していたママならではの視点で描かれたこのイラスト。
キッチンバサミやミニスライサーの便利さや、ビタミン不足にならないための粉末緑茶など、「なるほど!」という情報がギュッとつまっています。

ブログでは、他にも役に立ったものや被災時の経験など、イラストで多数紹介されています。

リンクはこちら⇒ 「うさぎとお絵描き 【Illustratorアベナオミの日記帳】」# 1日1防災


防災リュックに「入れておけばよかった」と感じたもの


ブログ「良品生活」著者で熊本県在住のmujikko-RIEさん。
熊本地震で被災した際、防災リュックを持って避難されたそうですが、その中で役に立ったものもあれば、用意が足りなくて不自由な経験をしたものもあったそうです。


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今回はその中から、防災リュックに「入れておけばよかった」と感じたものを紹介します。

まずmujikko-RIEさんが挙げていたのはレジャーシート
震災直後、とりあえず外に出て広い場所に集まるため必要だったと感じたそうです。

続いて小銭。自動販売機や公衆電話など、小銭があると何かと便利です。
他にも、公衆トイレで役立ちティッシュとしても使えるトイレットペーパーや、飲みやすさと衛生面からペットボトルは500mlがよかったということが挙げられていました。


ブログでは、持っていた防災グッズの中で「役に立ったもの」もあわせて公開されています。


“100均”で購入できる防災グッズ


防災グッズは、100均でも集められるものがたくさんあります。
ブログ「私の小さい暮らし」著者・おくまさんが、100均ショップで購入した品々を紹介しています。


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こちらが購入した9点の防災グッズです。

・ウエットティッシュ
・アルコールシート
・紙皿
・紙コップ
・割り箸
・サバイバルナイフ
・アルミシート
・ホイッスル
・軍手

今回「最低限のもの」を購入したとのことで、まだまだ完璧ではないそうですが、100均でこれだけ集められるのはありがたいですよね。

まだ防災グッズがそろっていないという方は、まず100均ショップからのぞいてみてはいかがでしょうか。


入れる順番も大切! 防災リュックの詰め方


防災リュックの中身を詰めるとき、詰める順番も気をつけたほうがいいというのはご存じでしょうか?

登山では、リュックに荷物を詰めるときの定石として「重たいものは上に入れる」というものがあります。


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人の重心はだいたいへその裏側あたりにあるので、重いものがへそより上にあると、骨格で支えるだけで荷物を持つことができるのです。

反対に下にあると筋肉で重さをささえなければならなくなる上に、重心が揺れてしまうので早く疲れてしまいます。

避難時は荷物を背負って長距離を歩くことも考えられるので、意外と重要です。


家具は転倒防止のため重いものを下に、防災リュックの中身は重いものを上に。この機会にぜひ点検しましょう!


(ブログ編集部)




関連リンク
    参考情報
  • 災害時、重いリュックを軽く感じさせる2つのコツとは?ヒントは二宮金次郎!? | アウトドア流防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』 | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社
    http://www.risktaisaku.com/articles/-/1967