子育てを経験した人なら、必ず1冊は持っているであろう“育児書”。それを読んで「うちの子は違うんだけど……」「同じようにしてもこうならない」と、疑問や不安、モヤモヤを感じたことのある人は多いと思います。
そんな人にぜひ読んでほしい、リアル子育てマンガ体験記とも言えるコミックエッセイ『育児書が教えてくれない 育児のホント 妊娠から1歳までのリアル体験談』が発売されました。
著者は、月間最高190万PVを記録したブログ『だいごろうの1日』のあざみさん。本書は実体験をもとにした、リアル育児の苦労や喜び、夫婦の問題がありのままに描かれています。
「子ども一人ひとりで、成長の度合いは異なる」だから「それぞれが輝ける」
登場人物は著者である「あざみ」さんと、長男の「だいごろう」くん(6歳)、次男の「こごろう」くん(4歳)、三男の「さぶろう」くん(2歳)と、旦那さんの「オトン」の5名です。
出産時から「天使かと思いきや、産毛がふさふさした赤ちゃんが出てきた」「初めての離乳食を全然食べてくれない」「見ていてハラハラしてしまう旦那さんの育児」など、理想と違う現実に戸惑ってしまいます。本書ではそれら一つ一つを受け入れ、あざみさんなりのアンサーを出してくれます。
妊娠期から1歳前までの成長過程を、「授乳編」「離乳食編」「第一子出産編」「母の心編」などのテーマ別に紹介しています。あざみさんの3人の子どもたちを例に挙げて違いを紹介しながら、「子ども一人ひとりで、成長の度合いは異なる」だから「それぞれが輝ける」ことを伝えています。
あざみさんの書籍が発売した際にお子さんたちに感想を聞いて回ったそう。三男のさぶろうくんの反応はというと……?(ブログ『だいごろうの1日』オカンの本をみた兄弟の反応&書籍発売記念プレゼント企画より)
「一人ひとり成長は違う」「育児は家族みんなですること」──背中を押してくれる言葉の数々
育児で悩んだ時や困った時に、優しく寄り添ってくれる心強さを感じることができる本書。育児書の絵に描いたような子育てが難しくても、「頑張りすぎなくてもいい」「一人ひとり成長は違う」「育児は家族みんなですること」と、背中を押してくれることでしょう。経験者ならではのあざみさんのアドバイス「離乳食初期は“食べる練習段階”だから食べなくても大丈夫」「子どもの命を守っているだけで立派!」という言葉にも、とても勇気づけられます。
また、「旦那さんの育児」「夫婦の問題」について触れているのも重要なポイント。これからママやパパになる妊娠中の人やその家族はもちろん、現在育児中の人も読んで損はない本だと思います。あざみさんのブログ『だいごろうの1日』では、子育てにプラスして、一家の日常やオトンのエピソードも紹介しています。ぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね!
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