マンガを人気子育て絵日記『うちのこざんまい』の内野こめこさんが描き、監修は『ざんねんないきもの事典』の動物学者・今泉忠明さんが手がける最強タッグが再び登場です。前巻で妊娠中だった主人公の田中夫妻には娘が誕生、夫の田中さんが勤務する知性動物が多く勤務する“アニマル社”に「保育室」ができ、変化を迎えます。
アニマル社に「保育室」が誕生! ユキヒョウにラッコ、動物の赤ちゃんの成長から学ぶ
舞台は、20数年後の近未来。知性と感情を持った知性動物と人間が共存する社会で、人間の田中さんはアニマル(安仁丸)社に勤務しています。ある日、南極にいたはずの上司・皇帝さん(ペンギン)が息子ペンイチを連れて会社にやって来ます。息子も知性動物で、いずれは人間社会に入れるかどうかのテストを受けるのですが、人間社会に早く慣れさせるべく、一足先に人間社会に戻ったのでした。しかし、子連れでの仕事は難しく、知性動物が自由に遊べる場所がないのが悩ましいところ。そこで、田中さんが知性動物のための保育園を社内に作ろうと働きかけ、アニマル社に「保育室」が誕生します。
室長は田中さん、保育リーダーはビーバーのビビ、飼育リーダーに元動物園スタッフが加わり、保育室がスタートします。最初の子供たちは、ユキヒョウにラッコ、レッサーパンダ、カンガルー、プレーリードッグ、ブタ、コアラなど多彩な面々。それに田中さんの娘ナナちゃんが加わり、賑やかな日々が始まるのでした。

▲『こちらアニマル社商品企画部保育室』Amazonページより
ウンチのお悩み、動物それぞれの離乳食、睡眠スタイルいろいろ、動物たちのお友達の作り方、親の子どもへの思い。動物のさまざまな生態を知ると、「こんな生き方の動物もいるんだから、あまりこだわらなくていいのかもしれない」と、子育てに悩んでいる気持ちがふと楽になります。田中夫妻のエピソードで印象的だったのが、「指しゃぶりをしているのはさみしい証拠」「ママじゃないと子供のことが分からない」といった他人からの一方的な言葉でした。何も知らない人から先入観だけで一方的に結論づけられる憤りは、誰もが体験したことのある“子育てあるある”だと思います。
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— 内野こめこ@新刊発売中 (@nokonokomeko) March 4, 2021
ストーリーには上手に動物たちの雑学が織り交ぜられており、コラムの動物図鑑はとても興味深く、じっくり隅々まで読んでしまう面白さがあります。動物のさまざまな生態を知ることで多様性を感じ、育児中は狭くなってしまいがちな視野が広がっていきそうな気がしました。また、田中さん夫婦の相手を尊重した型にはまらない子育て、子どものことを優先した選択をする姿にも勇気付けられます。
子育て中は、あっという間に時が流れてしまうけれど、人生の中で子どもと一緒に過ごす時間は、とてもわずか。そのかけがえのない時間を大事にすること、誠意を持って親として尽くすことが大事なんだと改めて感じさせられます。
本書では、赤ちゃん育児がメインですが、内野さんのブログ『うちのこざんまい』では7歳&4歳育児のほんわかエピソードがいっぱいです。こちらも合わせてお楽しみくださいね。

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