「ライブドアブログ OF THE YEAR 2021」4人目のインタビューは、『世にも奇妙ななんかの話』ババレオさんです!
2021年、ライブドアブログ開設から約5カ月という驚異的なスピードで月間1,000万PVを達成され、9月には会社を辞めて夢だった漫画家として独立されたババレオさん。飛躍と激動の年となった2021年のことや、1度はあきらめた漫画家になる夢をかなえるに至った経緯など、たっぷりとお話を聞かせていただきました!

▲グランプリ受賞の記念に、ババレオさんにイラストを描き下ろしていただきました!
実は、会社を辞めて9月からフリーランスになったんです。「これから漫画家としてやっていくぞ」と決意した矢先の受賞だったので自信になったというか、ある意味ひとつの集大成でもあり、いいスタートを切れたなという気持ちですね。
ーーそうなんですね! フリーランスになられて、生活は変わりましたか?
う〜ん、太りましたね(笑) まだ1カ月しか経ってないのですが、前は動き回る仕事だったので辞めるとこんなに太るのかと。あとは、漫画を描くことに対して必死になっちゃってますね。本当は楽しみたいんですけど、楽しめる余裕は今はまだないですね。
ーー新生活に慣れるまでしばらくかかりますし、がんばり時でもありますよね。仕事を辞めるというのは一大決心だったと思いますが、いかがでしたか?
仕事を辞める決断に至るまで、かなり葛藤がありました。今40歳なんですが、この年齢で「俺は漫画家として生きていくんだ!」っていう人はなかなかいないと思うし、世間の目もありますし。親に言うときもすごくドキドキしたんですけど、意外と「収益が出てるんだったらいいんじゃない」みたいな軽い反応でした。昔から漫画を描いてたので、本当に漫画が好きなんだなってわかってくれていたみたいで、応援してくれました。
ーーそうだったんですね。2021年は月間1,000万PVを達成されるなど大きな成果を残されましたが、ご自身ではどんな年だったと感じていますか?
人生において本当に1番変化した年でした。ただ、漫画家としての生活が本格的に始まるという意味では本当の変化は来年1年かもしれません。なので、来年に向けての準備の年でもありますね。
ーーそんな2021年のイチオシの記事を教えていただけますか?
「バイト先の店長と色々あった話」はPV的にも1番伸びて、みんなが楽しめる作品だったのかなと思ってます。あと、個人的にすごく気に入っているのは「僕の記憶は本物か?」です。あれは描いててずっと楽しかったですし、評判も上々で結構いいんじゃないかって思ってます。

▲バイト先の店長と色々あった話① : 世にも奇妙ななんかの話より
2021年最もPVがよかったと語るこちらのシリーズ。思いがけないストーリー展開に引きつけられます!

▲僕の記憶は本物か?【1】 : 世にも奇妙ななんかの話より
もともと漫画家を目指していて、うまくいかなくてあきらめてずっと描いてない時期があったんですけど、せっかくなのでその経験を生かして趣味で絵画を描いてみようかと思ったんです。でも、ひとりだとモチベーションが続かないので、SNSで発表して反響をもらえたらモチベーションが続くんじゃないかなと思ってInstagramで投稿を始めました。
ーー最初は漫画ではなかったんですね。
絵画でしたね。知識も何もなかったので、全然うまくはないんですけど。ただ、絵画って時間がかかるので、数時間で描ける漫画も上げてみようかなと思って投稿したのが始まりですね。
ーーホラー漫画を描くようになるとは思っていましたか?
全然。漫画家時代に編集者さんにホラー漫画を描くように勧められて「全然興味ないし、イヤなんだけど」って思ってたくらいで(笑)
ーー(笑) 人生わからないですね。
だから、自分の可能性を限定しない方がいいのかなと思いますね。昔は「漫画家ならば創作漫画を描かないとダメでしょ」くらいに思ってたんです。それが今はエッセイ漫画もホラー漫画も描いてるし、思っていたのと全然違うことをやってるんです(笑)
ーー自分が思っていたのと違う方向性に向かったのは、読者さんの反応が影響した感じですか?
そうですね。最初は簡単に描ける漫画を描こうとしたときに、妻の天然行動をネタにしてみたら割と評判がよかったんです。評判がいいからうれしくなって、どんどん描いていって今につながった感じですね。
ーー読者さんの反応に従っていったら、いつの間にかホラー漫画を描いていたんですね。
そうですそうです。妻の話がネタ切れしてきたときに、苦肉の策として僕の過去の不思議な話を描いたら今までで1番評判がよくて「すげー!」ってなったんですよ。
ーー本当に何がきっかけになるかわからないですね。
昔は「創作漫画を描いてなんぼ」って思ってる自分がいたんですけど、やっぱり反応がもらえることがすごくうれしくて「喜んでもらってなんぼでしょ」って考えが変わっていきましたね。
「岡崎君は何を見た?」シリーズですね。突出してPVがよかったんですけど、僕的には描いてるときはあまり手応えがなかったんです。なのでさっさと完結させようと思って毎日更新してたら、評判がよくてびっくりした記憶があります。
それで次の話も毎日更新したらもしかしたら月間1,000万PVいけるかもと思ってやったら、見事達成できた感じでした。
ーー何がウケるのかなかなか読めないですよね。お話を投稿してくれた方からの反応は返ってきますか?
はい、喜んでくれてますね。漫画を準備するときはラフやネームの段階で投稿者さんに見せて、直してほしいと言われたところは直して、完成品は読者さんと一緒に読んでもらうようにしています。「ネームの段階でも十分面白かったけど、完成した作品を読んで余計にテンション上がりました」とか言ってもらえたりしてうれしいですね。
ーーそこまで丁寧にやり取りするのはなかなかできることじゃないですが、投稿者さんもうれしいですね。
喜んでもらえるとこちらもやりがいになりますし、僕のブログは投稿者さんあってのものなのでそこは大切にしたいですね。「応募してよかった」って思ってもらいたいですし、ずっと好きで読んでもらいたいので。

▲岡崎君は何を見た?① : 世にも奇妙ななんかの話より
う〜ん、最優秀グランプリですかね(笑) あんま大きいこと言わない方がいいですかね。あとは、漫画で生きていきたいので、漫画を使ってできるブログ以外の仕事をもっと増やしていきたいですね。
ーー漫画という軸をしっかり持って、活動の場所を広げていくのは素晴らしいですね。将来のビジョンなどはありますか?
例えば、5年前は漫画を描いていなかったんですけど、まさか5年後の自分がこんなふうになってるなんて思いもしていなかったんです。なので具体的な何かはないんですが、これから5年後も「まさか自分がこんなことをしてるとは!」と思えるような未来になっていてほしいですね。
ーーいいですね。確かに、5年前は漫画家ババレオさんのお名前は世に出ていなかったですよね。
出てなかったですし、もう漫画を描くことはないと思って、完全にあきらめていました。でも、小さなことでも行動を起こしたから今があると思います。本当に最初は小さい1滴だったのが波紋のように広がっていって、今も広がり続けている感じです。これからも、水滴を落とすようなことを地道にやっていけば想像つかないような世界にもいけるんじゃないかなと思いますね。
ーー足元を固めながら着実に進みつつ、チャンスが来たときに自分の趣味嗜好にこだわり過ぎない“しなやかさ”もすばらしいと思います。
自分的には綿密に計画を立てたりはしてないんですけど、結果的に全部今につながるための行動を取れてたのかもしれないですね。
ある意味、僕は周りに流されていただけなんですけど、流されてここまで来れたんだったら流されるのもいいことだと思うんです。変に自分の考えに固執して身動きが取れなくなっている方がいたら、流されてみてもいいんじゃないのとは思います。
今まではホラー系の話とほっこりした話を描いてきたんですけど、世界で起きた衝撃事件を描くのにトライしていて、それの1発目が「白衣の死神」という話だったんです。今までとは違うパターンで新鮮ですごく楽しくて、なおかつ評判もよかったのでいろんな人に読んでもらいたいですし、この路線は突き詰めていきたいと思っています。

▲白衣の死神【1】 : 世にも奇妙ななんかの話より
ーーババレオさんにとってブログとはどんな存在ですか?
好きなことで生きていくのをかなえるための手段ですね。実際に、ブログの収入で生計を立てていますし、ブログでいろんな方から反応をもらって描く活力になってるわけですから、本当にそうですね。
ーーそう言っていただけて光栄です! 最後に、読者さんに向けてメッセージをお願いします。
僕がもともと漫画家を目指していてあきらめたのが8年前なんですけど、そこで完全に燃え尽きて「もう2度と漫画を描くことはない」って思ったし、極端な話「人生の楽しみがなくなったな」って思ったんです。普通に工場で働いて、週末にテレビとか観て、そうやって年を取っていくんだなみたいな。
でも、SNSで漫画を投稿したことをきっかけに読者さんに救ってもらったというか、読者さんのおかげでフリーランスで漫画家として生きていけるようになりました。読者さんが僕を漫画家にしてくれて、夢をかなえてくれたという感じなので、本当に感謝しかないです。
あと、もし商業誌でダメで漫画家をあきらめようとしている人がいたら、「こっちの道もあるよ」って声を大にして言いたいですね。SNSやブログを使ってやっていくことも全然できるんだよっていうことはもっと知ってほしいです。
ーー実際にそうやって夢をかなえられたババレオさんだからこその説得力のある言葉ですね。これからチャレンジするクリエイターさんは勇気をもらえると思います。本日はありがとうございました!
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2021年、ライブドアブログ開設から約5カ月という驚異的なスピードで月間1,000万PVを達成され、9月には会社を辞めて夢だった漫画家として独立されたババレオさん。飛躍と激動の年となった2021年のことや、1度はあきらめた漫画家になる夢をかなえるに至った経緯など、たっぷりとお話を聞かせていただきました!

▲グランプリ受賞の記念に、ババレオさんにイラストを描き下ろしていただきました!
会社を辞め、漫画家として生きていく決意を固めた2021年
ーー「ライブドアブログ OF THE YEAR 2021」グランプリ受賞、おめでとうございます! 今回、受賞の知らせを聞いたときの気持ちはいかがでしたか?実は、会社を辞めて9月からフリーランスになったんです。「これから漫画家としてやっていくぞ」と決意した矢先の受賞だったので自信になったというか、ある意味ひとつの集大成でもあり、いいスタートを切れたなという気持ちですね。
ーーそうなんですね! フリーランスになられて、生活は変わりましたか?
う〜ん、太りましたね(笑) まだ1カ月しか経ってないのですが、前は動き回る仕事だったので辞めるとこんなに太るのかと。あとは、漫画を描くことに対して必死になっちゃってますね。本当は楽しみたいんですけど、楽しめる余裕は今はまだないですね。
ーー新生活に慣れるまでしばらくかかりますし、がんばり時でもありますよね。仕事を辞めるというのは一大決心だったと思いますが、いかがでしたか?
仕事を辞める決断に至るまで、かなり葛藤がありました。今40歳なんですが、この年齢で「俺は漫画家として生きていくんだ!」っていう人はなかなかいないと思うし、世間の目もありますし。親に言うときもすごくドキドキしたんですけど、意外と「収益が出てるんだったらいいんじゃない」みたいな軽い反応でした。昔から漫画を描いてたので、本当に漫画が好きなんだなってわかってくれていたみたいで、応援してくれました。
ーーそうだったんですね。2021年は月間1,000万PVを達成されるなど大きな成果を残されましたが、ご自身ではどんな年だったと感じていますか?
人生において本当に1番変化した年でした。ただ、漫画家としての生活が本格的に始まるという意味では本当の変化は来年1年かもしれません。なので、来年に向けての準備の年でもありますね。
ーーそんな2021年のイチオシの記事を教えていただけますか?
「バイト先の店長と色々あった話」はPV的にも1番伸びて、みんなが楽しめる作品だったのかなと思ってます。あと、個人的にすごく気に入っているのは「僕の記憶は本物か?」です。あれは描いててずっと楽しかったですし、評判も上々で結構いいんじゃないかって思ってます。

▲バイト先の店長と色々あった話① : 世にも奇妙ななんかの話より
2021年最もPVがよかったと語るこちらのシリーズ。思いがけないストーリー展開に引きつけられます!

▲僕の記憶は本物か?【1】 : 世にも奇妙ななんかの話より
ーー2021年、印象に残った出来事などはありますか?
仕事を辞めたこと以外では、妻が旅の情報を発信していくInstagramアカウントを始めたことですね。妻は旅好きなんですけど、好きなことがいつか仕事につながればいいなと思って始めたので、僕は全力で応援したくて。いっしょに好きなことで生きていけたら最高だなと思いますね。
ーーババレオさんの読者の方は、奥様のファンの方も多いですよね。そのアカウントは紹介させていただいて大丈夫ですか?
漫画家をあきらめた後、趣味で始めたInstagramで漫画が大人気に!
ーー前回のインタビューで、Instagramで漫画をアップしていたのがブログにつながっていったというお話をうかがったんですが、そもそもInstagram自体を始めるきっかけはなんだったんですか?もともと漫画家を目指していて、うまくいかなくてあきらめてずっと描いてない時期があったんですけど、せっかくなのでその経験を生かして趣味で絵画を描いてみようかと思ったんです。でも、ひとりだとモチベーションが続かないので、SNSで発表して反響をもらえたらモチベーションが続くんじゃないかなと思ってInstagramで投稿を始めました。
ーー最初は漫画ではなかったんですね。
絵画でしたね。知識も何もなかったので、全然うまくはないんですけど。ただ、絵画って時間がかかるので、数時間で描ける漫画も上げてみようかなと思って投稿したのが始まりですね。
ーーホラー漫画を描くようになるとは思っていましたか?
全然。漫画家時代に編集者さんにホラー漫画を描くように勧められて「全然興味ないし、イヤなんだけど」って思ってたくらいで(笑)
ーー(笑) 人生わからないですね。
だから、自分の可能性を限定しない方がいいのかなと思いますね。昔は「漫画家ならば創作漫画を描かないとダメでしょ」くらいに思ってたんです。それが今はエッセイ漫画もホラー漫画も描いてるし、思っていたのと全然違うことをやってるんです(笑)
ーー自分が思っていたのと違う方向性に向かったのは、読者さんの反応が影響した感じですか?
そうですね。最初は簡単に描ける漫画を描こうとしたときに、妻の天然行動をネタにしてみたら割と評判がよかったんです。評判がいいからうれしくなって、どんどん描いていって今につながった感じですね。
ーー読者さんの反応に従っていったら、いつの間にかホラー漫画を描いていたんですね。
そうですそうです。妻の話がネタ切れしてきたときに、苦肉の策として僕の過去の不思議な話を描いたら今までで1番評判がよくて「すげー!」ってなったんですよ。
ーー本当に何がきっかけになるかわからないですね。
昔は「創作漫画を描いてなんぼ」って思ってる自分がいたんですけど、やっぱり反応がもらえることがすごくうれしくて「喜んでもらってなんぼでしょ」って考えが変わっていきましたね。
▲Instagramで、苦肉の策として描いたというババレオさんの過去の不思議体験がこちら。
ずっと好きで読んでもらいたいから、読者さんだけでなく投稿者さんにも喜んでもらえるように
ーーブログを始めて、手応えを感じるようになったのはいつ頃でしたか?「岡崎君は何を見た?」シリーズですね。突出してPVがよかったんですけど、僕的には描いてるときはあまり手応えがなかったんです。なのでさっさと完結させようと思って毎日更新してたら、評判がよくてびっくりした記憶があります。
それで次の話も毎日更新したらもしかしたら月間1,000万PVいけるかもと思ってやったら、見事達成できた感じでした。
ーー何がウケるのかなかなか読めないですよね。お話を投稿してくれた方からの反応は返ってきますか?
はい、喜んでくれてますね。漫画を準備するときはラフやネームの段階で投稿者さんに見せて、直してほしいと言われたところは直して、完成品は読者さんと一緒に読んでもらうようにしています。「ネームの段階でも十分面白かったけど、完成した作品を読んで余計にテンション上がりました」とか言ってもらえたりしてうれしいですね。
ーーそこまで丁寧にやり取りするのはなかなかできることじゃないですが、投稿者さんもうれしいですね。
喜んでもらえるとこちらもやりがいになりますし、僕のブログは投稿者さんあってのものなのでそこは大切にしたいですね。「応募してよかった」って思ってもらいたいですし、ずっと好きで読んでもらいたいので。

▲岡崎君は何を見た?① : 世にも奇妙ななんかの話より
5年前に今が予想できなかったように、5年後も予想がつかない場所に立っていたい
ーー2022年の目標はありますか?う〜ん、最優秀グランプリですかね(笑) あんま大きいこと言わない方がいいですかね。あとは、漫画で生きていきたいので、漫画を使ってできるブログ以外の仕事をもっと増やしていきたいですね。
ーー漫画という軸をしっかり持って、活動の場所を広げていくのは素晴らしいですね。将来のビジョンなどはありますか?
例えば、5年前は漫画を描いていなかったんですけど、まさか5年後の自分がこんなふうになってるなんて思いもしていなかったんです。なので具体的な何かはないんですが、これから5年後も「まさか自分がこんなことをしてるとは!」と思えるような未来になっていてほしいですね。
ーーいいですね。確かに、5年前は漫画家ババレオさんのお名前は世に出ていなかったですよね。
出てなかったですし、もう漫画を描くことはないと思って、完全にあきらめていました。でも、小さなことでも行動を起こしたから今があると思います。本当に最初は小さい1滴だったのが波紋のように広がっていって、今も広がり続けている感じです。これからも、水滴を落とすようなことを地道にやっていけば想像つかないような世界にもいけるんじゃないかなと思いますね。
ーー足元を固めながら着実に進みつつ、チャンスが来たときに自分の趣味嗜好にこだわり過ぎない“しなやかさ”もすばらしいと思います。
自分的には綿密に計画を立てたりはしてないんですけど、結果的に全部今につながるための行動を取れてたのかもしれないですね。
ある意味、僕は周りに流されていただけなんですけど、流されてここまで来れたんだったら流されるのもいいことだと思うんです。変に自分の考えに固執して身動きが取れなくなっている方がいたら、流されてみてもいいんじゃないのとは思います。
ブログは「好きなことで生きていくのをかなえるための手段」
ーー最近、ブログでチャレンジしたことなどはありましたか?今まではホラー系の話とほっこりした話を描いてきたんですけど、世界で起きた衝撃事件を描くのにトライしていて、それの1発目が「白衣の死神」という話だったんです。今までとは違うパターンで新鮮ですごく楽しくて、なおかつ評判もよかったのでいろんな人に読んでもらいたいですし、この路線は突き詰めていきたいと思っています。

▲白衣の死神【1】 : 世にも奇妙ななんかの話より
ーーババレオさんにとってブログとはどんな存在ですか?
好きなことで生きていくのをかなえるための手段ですね。実際に、ブログの収入で生計を立てていますし、ブログでいろんな方から反応をもらって描く活力になってるわけですから、本当にそうですね。
ーーそう言っていただけて光栄です! 最後に、読者さんに向けてメッセージをお願いします。
僕がもともと漫画家を目指していてあきらめたのが8年前なんですけど、そこで完全に燃え尽きて「もう2度と漫画を描くことはない」って思ったし、極端な話「人生の楽しみがなくなったな」って思ったんです。普通に工場で働いて、週末にテレビとか観て、そうやって年を取っていくんだなみたいな。
でも、SNSで漫画を投稿したことをきっかけに読者さんに救ってもらったというか、読者さんのおかげでフリーランスで漫画家として生きていけるようになりました。読者さんが僕を漫画家にしてくれて、夢をかなえてくれたという感じなので、本当に感謝しかないです。
あと、もし商業誌でダメで漫画家をあきらめようとしている人がいたら、「こっちの道もあるよ」って声を大にして言いたいですね。SNSやブログを使ってやっていくことも全然できるんだよっていうことはもっと知ってほしいです。
ーー実際にそうやって夢をかなえられたババレオさんだからこその説得力のある言葉ですね。これからチャレンジするクリエイターさんは勇気をもらえると思います。本日はありがとうございました!
漫画家になる夢をかなえ、次なるステップへと着実に歩みを進められているババレオさん。たくさんの読者さんに愛されながら、“漫画家ババレオ”としてどこまで大きくなっていくのか、2022年もブログ『世にも奇妙ななんかの話』から目が離せません。
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