こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
2024年で10回目の節目を迎える『ライブドアブログ OF THE YEAR』。今年からは『livedoor CREATOR OF THE YEAR』と名称を変え、様々なジャンルのブロガー、クリエイターを表彰させていただきます!
第1回の『livedoor CREATOR OF THE YEAR』で栄えある最優秀グランプリを受賞されたのは、2022年『ライブドアブログ OF THE YEAR』で最優秀グランプリを獲得し、書籍の出版もされ、多くの人から支持を集める漫画ブログ『コミックエッセイ えむふじんがあらわれた』です!
日常エッセイ漫画を精力的に日々更新し続ける、管理人のえむふじんさんにお話を伺いました。
2022年に続いて最優秀グランプリを再び受賞! 家庭環境の変化や書籍2冊の同時出版など変化の多かった2024年!
――一昨年に「ライブドアブログ OF THE YEAR 2022」で最優秀グランプリを受賞、そして今年「livedoor CREATOR OF THE YEAR」で最優秀グランプリ受賞を獲得されました。おめでとうございます! お気持ちはいかがですか?受賞はもちろん嬉しかったのですが、もう自分に最優秀グランプリのチャンスは無いと思っていました。なので、連絡をいただいた時はただただ驚きました!
最初ライブドアからメールが来た時は、表彰の名称が変わるんだなぁって思ったんです。今年からクリエイターになるんだと、普通にお知らせだと思っていました。
名前が変わって今年も誰かがグランプリを取るんだろうけど、誰が取るのかなって予想してました。そしたら、よくよくメールを見たら『最優秀賞』って書いてあったんで、ただただ本当にびっくり。
もう、まさかいただけるとは思ってなかったので、本当にありがたいことだなと思います。 最優秀グランプリに恥じないように、これからも頑張っていきたいなと思います。
なんとなく今こう、気持ちがちょっとずつ実感がわいてきています。
――えむふじんさんにとって2024年はどんな年でしたか?
今年の漢字、ではありませんが一文字で表すなら変化の「変」って感じです。仕事面でもプライベートの面でも変化の多い年でした。
プライベートの面では長男が大学へと進学し、家を出たことで家庭内の状況が変わったなと思います。家の中が5人から4人になったことと、長女、次女も家を空ける時間が長くなりました。そのおかげで夫婦だけで過ごす時間がとても多くなったと思います。皆が家にいない時間が多く、子どもが手を離れたと実感する1年でした。
仕事のほうで言えば初めて書籍を2冊同時に刊行しました。作業が1月から8月まであって、それと同時にありがたいことなのですが案件も多くいただいたのでそれも描きつつ、毎日のブログ更新があって少し目が回りました。
1冊でも今までの書籍より大変だったのに、それが2冊。書き下ろしもなかなか決まらなくって、 既存のページも書き直したいとかっていうのがあって。途中、どうしようもなかったので、ブログをモノクロの漫画にした時もありました。それでも、ブログの毎日更新だけはプライドじゃないですけど、変えないように毎日頑張りました。
――ブログを大事に思っていただいてるなっていうのがすごく伝わりました。ありがたいです。
こちらこそ。それでもうすごい支えてもらってますから。
――ブログを始めてから、嬉しかったこと悲しかったことなど、何かエピソードがあれば教えてください。
単純に嬉しかったことといえば、書籍を5冊も出せたこと。
自分が発表したものが売れる価値があると思っていただいて、書籍になってその反響がある、というのは得難い経験だなあと思っています。
悲しかったのは、少し忙しすぎてプライベートな時間が結構減ってしまったことです。
――書籍同時2冊は大変だったかと思います...! こだわったのポイントなどはありますか。
まず、表紙のイラストを考えるのに結構時間がかかってしまって。せっかく2冊出すので、2冊の表紙を合わせた時に1つの絵になるようにしたいって考えました。実際手に取って買ってくださった方が2冊合わせて写真を載せているのを見て、やってよかったと思いました。
内容としては、話の解像度を上げようとかなり描き足しました。上巻だと、まず開くと桜の見開きページがあるんですが、多分すごく時間がかかったと思います。それこそ表紙よりも時間がかかっていたかもしれません。
そのシーンの前後は、ブログだと「行って帰ってきた」という感じだけだったのですが、その時の様子がもっとよく伝わるようにちょっと詳しく描き足しました。
▲友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話㉓ 手が近いよ:えむふじんがあらわれたより
――確かに深みが増したシーンです! 描き下ろしの部分も多かったですね!
描き下ろしの部分については、当時の写真とかを色々見ながら思い出して描いてたんですけど、新婚旅行で行ったイタリアにはすぐ行けないので、その話を描き足すために家にあったVRのヘッドセットを使いました。Google MAPで年代をさかのぼって、2008年ぐらいのフィレンツェをもう一度体感するためにヘッドセットかぶって、バーチャル新婚旅行をしました(笑)。
泊まったホテルがまだあった! とか、ここに今トラムが通ってるんだとか。そうすると記憶が結構わーっと戻ってくるんです。コロナ禍前まではこのままだったんや、この数年でこんなに変わったんやなということも感じたりできました。
イタリアの当時の写真も、デジカメにたくさん撮っていたので残っているんですけど、VRで実際に行ったような疑似体験をしたら、さらに詳細に思い出すことができて。そういえばこういうことあったねと思い出したことをスクリーンショットみたいに切り取って、それを背景に書いて。私たちが体験した景色だったりを、なるべく再現した内容になっています。
――すごい!過去までさかのぼって、しっかり解像度上げてたんですね。
そうなんですよ。実はこの春も、見開きのお花見のシーンをもう一度思い出すために、京都の円山公園に夫婦でちょっと出かけて。もう一度見た景色を、ここから見てたねとか。追体験じゃないですけど、なるべく2人で思い出しました。
イタリアはさすがにちょっと行けなかったので、VR最高だなって思いながら(笑)。
――ブログで今年のイチオシ投稿はありますか?
――今年印象に残った出来事は何がありますか? 嬉しかったこと、面白かったことなどお聞かせください。
アニメ化したいマンガランキングで2位に選ばれて、会場に招待されたことは嬉しかったです。読者さんからの応援がこんなに大きかったのかと言うことにまずは驚き、会場ではいろんな刺激を受けました。特に子ども達が会場で受けた刺激はとても大きかったなと思います。
――おめでとうございます! アニメ化されたら声優さんは誰がいいですか?(笑)
田村睦心さんに書籍の推薦文を書いていただいているので、できれば...(笑)。
▲声優の田村睦心さんに書籍の推薦文を頼んだ話:えむふじんがあらわれたより
たくさんタイアップ企画をした2024年。その中でも印象深かったのは栃木県のPR!
――企画広告をライブドアがマネジメントをするようになって、何か変化はありましたか?とにかく気持ちがすごく楽でしたね。誰にも相談できないこととか気軽に相談出来たり。契約書回りの対応や交渉をしなくていいので、大変助かっています。支払い回りも含めて、事務作業が文字通りゼロになったんで、そこのところがただただ楽ですね。
金額の調整もライブドアさんのほうでしてくれるので、ぐんぐん上がっていきました。相談しづらいじゃないですか、そういうのって。相場がわからず、自分たちの価値みたいなのも正直あまりわからないので、ライブドアさんと組んでからは、金額なども決まった段階で連絡をいただけるのでありがたいです。
来年もライブドアさんと組んでいれば素晴らしいことができるのではないかな、と思っています。
――ありがとうございます...!
企画広告以外でも、テレビのインタビューの依頼があった時も、ライブドアさんが間に入って交渉してくれたので、本当に楽でした。個人でやっていると何度も何度もやりとりをすることになって、時間も取られましたし。でも、そういうのも全部まとめて決まってから教えてくださるので、すごく楽でしたね。
――今年はたくさんライブドアとタイアップ企画をご一緒させていただきました。一緒に進めて印象深かったことはありますか?
どれか1つというと難しいのですが、1つ選ぶなら「栃木県」さんのPRのお話でしょうか。今では「栃木県」がテレビなどで紹介されるとほぼ必ず見ています(笑)。
私たちは冬の日光と宇都宮にしか行ったことがないので、それ以外の季節や様々な場所も行ってみたいなという気持ちになりました。
――地方自治体とのコラボは初めてでいらっしゃいましたが、栃木県さんとのコラボについていかがでしたか?
実は、えむみが日光に行きたいと言っていた時があって、仏像とか寺を見たいとのことで家族で見に行ったことがありました。
最初話が来た時はそれもあって、思い出深い場所でもあり、コラボをお受けしました。
――実際PRしてみて、どうでしたか?
正直びっくりしましたね。実は餃子しか知らなかったのですが、色々な魅力があることを知ることができました。
特に果物がどれもおいしくて、生産者の情報なども書かれていて。生産者の人が取り組んでいることが書かれていたり、 栃木のものを良くしようという想いがすごく伝わってきて、送っていただいたもの全てに熱量の高さを感じました。
ブログが長くなりすぎるので、うまくマンガで取り上げられなかったのですけど、バナナが初めての食感で衝撃を受けました。こんなにおいしいバナナってあるんやって…。
もちっとしたバナナですごい太くて、甘みも濃くて、とても満足感のあるものでしたね。
牛乳を使ったアイスやキャラメルチーズも、びっくりするほどおいしかったです。
あと定番ですがラーメンや餃子もめっちゃおいしかったです。いろんなお店の商品をいただきましたが、どのお店もそれぞれちょっとずつ違ってて大満足。
どれもこれもおいしくて、描き切れませんでした。いつかまた栃木に行くのが楽しみです!
――来年ライブドアと一緒にチャレンジしたいことはありますか。
もう今までも結構、色々と新しいお話をくださっているので。 それだけで十分新しいことを色々知れたり、経験させていただいたりしていますね。なので、来年もライブドアさんからのお話を受けていれば、新しいことができるんじゃないかなって期待しています。
活躍の秘訣は『結果が出るまで反省しながら頑張ること!』少しの結果を積み重ねて行く事を大切に。
――ブログ以外で今一番力を入れている媒体はなんですか?書籍とInstagramです。
――その理由は?
書籍は多くの方や企業も関わっていますし、何よりとても苦労して作ったので、やはり売れて欲しいなあと思っています!
――日々ブログを続けながら、新しいことにもどんどんチャレンジされていますよね。クリエイターとして活躍される秘訣は何ですか?
活躍できている自信はありませんが、結果が出るまで反省しながら頑張ることかなと思います。
「無理かも」と思うことでも諦めずに挑戦して、ダメだったら何がダメかを考えて修正。良かったら良かったで、何が良かったかを考えて次にもなるべく活かせるように。なるべく視点を大きく持って考えて…の繰り返しをすることかなあって思います。
私たちは何かバズって大きくなるタイプではないので地道にやって、少しの結果を積み重ねて行くことを大切にしています。
▲はじめまして:えむふじんがあらわれたより
来年は時間的なゆとりのある生活をしたい! 夫婦の時間が増えたから、日帰り旅行とかに行って子どもを驚かせたい(笑)
――来年の抱負や目標はなんですか。
抱負でいえば今年は少し忙しくてプライベートの時間をかなり犠牲にしてしまったので、ブログの更新のペースはそのままに、時間的なゆとりのある生活をしたいなと思います!
――具体的にどのような時間を過ごしたいですか。
子どもたちが大きくなって、夫婦2人になる時間が増えたのに、仕事の時間ばかりで。近所ぐらいからスタートして、だんだん慣れてきたら車で出かけたり、日帰りの旅行に行ったりとかしたいですね。
子どもたちが学校に行ってる間に、出かけられるところに足を延ばしたいと思っています。最初は近場から始めて、そのうち沖縄に日帰りで行って、子どもたちを驚かせたい(笑)。
「今日お母さん何してたん?」「沖縄行ってきた」「え」みたいなことを、ちょっとしてみたくて。
――最後に、読者やファンのみなさんに伝えたいことをお願いします!
月並みですが「いつも読んでいただいて、応援ありがとうございます!」です。
私がこうして描いていられるのは、間違いなく読者さんたちのおかげなので、楽しんで読んでもらえるように、これからも描き続けていきます!
いつも本当に読んでくださることが一番ありがたいなって思っています。
コメントを残してくださったり、ファンレターを送ってくださったり、いつもありがとうございます。これからも頑張ります!
新しいことにチャレンジしながらも、毎日のブログアップを欠かさないえむふじんさん。読者を惹きつけるブログであることはもちろん、その小さな積み重ねが今の活躍につながっている理由なのだと感じました! 『コミックエッセイ えむふじんがあらわれた』、ぜひチェックしてみてくださいね。
『livedoor CREATOR OF THE YEAR 2024』受賞者一覧はこちらから!
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コメント
コメント一覧 (4)
毎朝楽しみに拝読しています。これからもお身体に気をつけて頑張って下さい!
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いつも楽しく読ませていただいてます❣️
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気がついたらであっていたえむふじん。
離れて暮らす娘も読んでいて、
面白いよね~❣️と笑いあいました。
お子さん三人の成長も楽しみに
読ませていただいています❗
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でも、この漫画には不思議な魅力があります。つい読んでしまう。
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